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2015/04/07

春が来た。コハル、いつまでも元気でいろよ。





春になって、大学もはじまり、ヤギ部の部員たちも本格的に(?)活動をはじめた。(一番上の写真がその一幕だ)

私は、遠くからそんな部員を見かけてその渦に入っていった。すでに仕事は一通り終わっていた。

きれいに掃除された小屋の中のヤギたちに「小屋がきれいになってよかったなー」とかなんとか声をかけながら、キャベツをあげた。

そして、そのときに気づいたのだ。コハルはキャベツを口の左側でしか噛まないことに。(下側の写真がそれだ)

なぜだろうと考えていた、ちょうどその時、部員のIさんが、私に言ったのだ。
「先生、コハルの歯がまた抜けたんですよ。前歯と右の歯がほとんどなくなっています。」

もちろん私は思った。あーっそうか。それで、コハルはキャベツを口の左側でしか噛まないのか、・・・・と。

もうコハルは10歳をかなり越えている。
歯が抜けるのもしかたないのだろう。

右の歯がしっかり残って、しっかり食べて、長生きしてくれよ。なーっ、コハル。祈るように思ったのだった。

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