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2015/12/25

本の表紙ができるまで。 そこには大変な苦労があるのだ(それはおまえのせいだろ!)



上の画像は、先日、発売になった、著者「小林朋道」の、動物行動学と涙と感動の物語がびっしり詰まった本の表紙である。

一般に、本ができるまでには、執筆者はもちろんだが、本の制作に関わる多くの方々の大変な努力がつぎ込まれているのだ。
たとえばだ。上の本の表紙一つとっても、・・・・編集の担当の方が、デザイナーさんに依頼して幾つかの表紙の案をつくる。そして、その案を執筆者に送って意見を聞く。
すると執筆者は(上の例では、私、だが)、これはダメ、これもだめ、ああしろ、こうしろと無理難題を言う。
すると担当の方は、その無理難題に沿ったものをデザイナーさんに提案し、少しずつ執筆者が「これならいい」といまで近づけていく。
ちなみに、今回は執筆者の無理難題に沿って、上の表紙以外にも、下のような案もデザイナーの方から提案があった(これら3つになるまでにもいろいろな案がつくられているのだ)。

そして執筆者は最後に細かいわがままを言って、それが反映され、やっと上の表紙になった、というわけだ。

こうしてみると、今回のブログのタイトルのようになるわけだ。