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2016/06/30

コピーカードは語る


今日、コピー室に行くと、それがどなたかのだかはわからないが、上の写真の下側のカードが忘れられていた(私は、自分のカードを上において写真を撮ったのだ)。

写真の中の二つのカードは、いずれも、コピー機を使うときに必要なカードだ。だから大きさもデザインも同じだ。

でも二つで決定的に異なっているところがある。

一方には、教材用と書かれた青色のラベルの下に、「小林朋」と書かれた白いテープが貼ってある。他方のほうにはそれがない。

そうなのだ!
「小林朋」と書かれた白いテープが貼ってあるカードのほうは、小林朋・・さんのカードで、この先生は何度も何度も何度もカードをコピー室に忘れ、それが事務に届けられるので、ジムの方が、「小林朋」と名前を書いたテープを貼られたのだ。
ぴかぴかの小学校1年生が入学のときに、上履きやランドセルに「●●ちゃん、忘れたときのためにね」といったふうに名前をつけるのと同じだ。

かたや、もう一つのカードの先生はしっかりされており、忘れること等ないので、事務の方も名前を貼る必要も機会もなかったということだ(今回だけはコピー室に忘れられていたが)。

私はこの事務の方の判断は実に的確だと思うし、この名前テープのおかげで、カードをコピー室で見つけられた方が何度、私の研究室に直接持ってきてくださったか。

この状況は、なんと言いうのか、ある意味、学内の教員同士のよりよいコミュニケーションを生み出している・・・・と言えなくもない。