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2016/07/30

ヤドカリからウシまで


昨日、セミの研究発表会を行った。そしてそのあと、「お疲れさん」会をやった。

学生が研究している対象動物は、ヤドカリからはじまり、クラゲ、ナガレホトケドジョウ、ブルーギル、モモンガ、コウモリ、イヌ、ネコ、ヒト、ヤギ、ウシ(!)・・・と様々だ(基本的に本人がやりたい動物を尊重している。どうせ苦労をするなら好きな動物でやるほうがいいと思うからである)。
私も途中でいろいろとサポートしてきているのだが、学生たちが中間状況を発表し私が研究の全体像や方向性等について改めてアドバイスする。もちろん他の学生もいろいろ質問する。

ちなみに、ずっと前の卒業生たちから、「小林は発表の批評のときは人が変わる」と言われてきた。結構厳しいことを歯に衣を着せぬ口調で言うからだろう。でも、それには理由があるのだ。一つ目は、それが学生にとって為になると考えるから。二つ目は、学生たちがそれぞれの動物でそれなりの成果を出すことを期待するから。三つ目は、まー、なんとなく。

学生たちにとっては大変な災難だ。
でも私は、いろいろな動物の面白い成果(私が指導していることもあってどれも結構面白いのだ。新知見として学会誌に発表すべきものもある)が聞けてとても楽しい。

まーそういうことでゼミ学生の皆さん、頑張ってね。