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2016/10/30

区長さんからの生物部へのお礼.首にヘビを回されて盛り上がりました.


山から帰ってきて帰宅の途につきかけたら、大学の近くの地域の区長さんから電話がかかってきた。

なんでも、「今日は学生さんたちがヘビを首に回したりしてとても盛り上げていただきました。ありがとうございました」といったような話だった。

最初「はっ?!」と思ったが、聡明で頭の回転が速く、人格者であり記憶力抜群の私は、すぐに事の正体を理解した。

ヘビを首に回したということは、生物部のWくんたちの仕業以外には考えられない。
区長さんからの電話ということは地域で何かイベントがあり、それに生物部が参加したということに違いない。そして、どういうつながりになったのか(一応は生物部の顧問になっているが)、区長さんは小林に電話しよう、と思われたのだろう。

私はすぐに「ああそうですか。それはご丁寧にありがとうございます」、続けて「ヘビを怖がられた方もおられたんじゃあありませんか」と返した。
すると「まー、多少はそういうこともありましたが」(やっぱりあったんだ。そりゃあそうだろう)、「若い人の元気さが溢れていて盛り上がりました」・・・ということだった。ヘビを首に巻かれたらそりゃあ誰だってテンションあがるだろー。(深い意味を考えなければ)盛り上がりもするだろう。

だけどとにかく区長さんは、正真正銘のお礼を言ってこられたのだ。かなり喜ばれたのだ。

もちろんヘビ以外の動物も(中には私がちょっともろ手を上げて喜べない珍しい外来種も)連れていかれただろうが、いろいろいっても生物部の部員たちの姿勢は立派だと思ったのだ。前向きで健やかなのだ。

私まで少しうれしくなったのだった。