研究室のガラスのモモンガ・ミニ地球には、一足早く、もう春が来たのだろうか。
スミレの葉が開きはじめ、なんと、どこにいたのか、小さなアリの弥太郎くん(今、名前をつけた)が北極付近を歩きはじめた(写真の左上の小さなアリの姿がお分かりになるだろうか)。
もちろんシンボルツリーのスギはどっしりと変わりなく、その根元で、ニホンモモンガの巣材の玉が、コケに支えられて健やかに座っている。
ああ、地球よ・・・・・・ ナンチャッテ
先日、世界の知性がプレゼンをするTED(ネットで見られます)というイベントの中で、名前は忘れたが、アメリカのある女性宇宙科学者が、「うーーん」とうならさせる(私を)発言をしていた。
「火星を人類が住めるような星にするよりも、今の地球を健康に維持していくほうがはるかに簡単だ。」
つまり、今、破壊が進んでいる地球を守ることができないような人類が、どうして火星を、人が住める星にできようか、ということだ。