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2017/01/12

カスミサンショオウにも産卵の形に人気の流行があったりして.「今年の流行は三ツ輪みたい.私もそれでいくわ」みたいな.


気候変動のせいだろうか。大学の周辺の水場で見られるカスミサンショウオの産卵の時期がだんだん早まっているように感じる。

ところで、写真右の雄が縄張りをつくる場所で確認された卵塊は、御覧のように「三ツ輪」だった。もちろん、そこを訪れた雌が生んだのである。

なかなかオシャレである。

カスミサンショオウにも産卵の形に人気の流行があったりして。
「今年の流行は三ツ輪みたい.私もそれでいくわ」みたいな・・・。

どう見ても(聞いても)、動物学者の言葉には聞こえない?

発想は風に舞う桜の花びらのようにとびっきり自由なほうがよいのだ。その発想の中から、利用できるものをつかみ取って、科学という名の形式に絞り込んでいくのだから。

詩人と科学者とが共感しあう理由もそこにあるのだ。