アカハライモリの母親は春から初夏にかけて水中で産卵し、孵化した子どもは晩春から夏にかけて変態する(カエルで言えば、オタマジャクシが変態して子ガエルになる)。
さて、変態した子イモリは今どこにいて何を食べているのだろうか。
「ハイ、分かる人?」
上の写真を見ていただきたい。
かれらは、水場の近くの陸地の、石や枯葉の下にそっと身を潜めており、夜になると餌を求めて周辺を歩き回る。
体の格好は親と同じだが、とにかく小さーいぞーー。その小さい体でつぶらな瞳が、これまた可愛いぞーーー。
でも食べているものを聞いたら気持ちを変えるかもしれない。
土壌の中にいるトビムシやダニやワラジムシだ。糞を調べるとそういうことがわかるのだ。
どうか気持ちを変えないでいただきたい。
懸命に生きるとはそういうことなのだ。
最近、心と体が弱っているので、今日もしみじみとまとめてみた。