小林朋道公式ブログ:動物行動学者。野生生物と3日ふれあわないと体調が悪くなる。 主な著書は『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます! 』、『通勤電車の人間行動学』、『人間の自然認知特性とコモンズの悲劇』など
2017/01/22
ヒキガエルに、ヘビへの防衛的行動をとらせるのはどのような視覚刺激か?試行錯誤の研究の結果、ヒキガエルは写真左のような視覚刺激に反応することが分かった。本物のヘビを間違うようなヘビモ・モデルでもヒキガエルは反応しない)。これは”鎌首”をもたげて攻撃モードに入ったヘビの視覚刺激を反映していると考えられている。私の実験結果のオリジナリティーは、未成熟期(子ども期)の小さなヒキガエルもそれを行うということだ。ヒキガエルの子ども、けなげだねー。それと科学は面白いねー。
ラベル:
ヒキガエル
