2018/03/30

「鳥取環境大学の森」シリーズ第12巻の表紙を飾るコテングコウモリは、モモンガ用の巣箱のなかに集団で(!)眠っていた!一体何が???。詳しくは本書で。


先生シリーズ第12巻が5月発売です。予約がはじまりました。「オサムシが研究室を掃除?」 ウソだと思ったら予約してみて下さい。「小林のSNSで見た」と言ってもらえテモ、特に何もありません。


カワネズミが石の上で、コロンッとなって寝ていた。尾の立派さは水中狩猟への適応だろう。

2018/03/29

私の研究室には、体長30cm近いダンゴムシがいる。いや、ある。


The crow. 洗練された生命のシルエット.



モモジロコウモリが壁にぶら下がっているところを上から撮ったもの。尻尾がちょろっとあって、ハムケツに劣らない愛らしいモモケツ。


ヤギの目の瞳孔はこれだけ変化する。拡大したとき(左)は、暗くても多くの光を取り入れることができる。つまり、ヤギは夜でも外界が見えているのだ。


2018/03/28

また見つけた、奇妙な蛾。君、どうなってるの?・・・みたいな


一度、撮ってみたかったんだよな。白いヤギと黒いカラスのtwo or three ショット。私に慣れたかカラスのおかげで実現した。


2018/03/26

以前、大学の木工実験棟の屋根の下にスズメバチが巣を作り、その巣が使われなくなってから、その中にスズメが巣を作った・・・。


多くの動物で、栄養不足や病原菌で健やかな成長が抑制された個体は、体の左右対称性が崩れる傾向がある。写真は若くして死んだ雄ニホンジカの左右の角。ちなみに、雌が、雄の対称性を番形成の目安にしている動物もいる。


ヤギは、私が発泡スチロール板で作ったヤギ平面モデルにも、同種に対するように反応した。写真は、角突きを試みているベル。ちょっと驚いた!


2018/03/25

白い塊がすべてモリアオガエルの卵塊。いやー、壮観だねー。でもオタマジャクシが下の水場に落ちたら・・・イモリたちが待っている。


ヒキガエルのオタマジャクシをたらふく食べて、私にお腹を押さえられて吐き出したところ(ちょっと見られない光景ですよ)。今、昼時?ちょうどよかった。


鳥取駅の近く。道路脇の休憩場所には草食動物のウサギが、神社では肉食獣と警戒を喚起する”赤色”が。神社は大きな力にひれ伏して加護を求める場所。ヒトの心の普遍性。


2018/03/24

私(の手)に甘えているようにも見えるモモジロコウモリ。小さい哺乳類だけど賢くて空を飛んで、地球の自然の中でいつまでも生き続けてほしい。


洞窟の中で、地面の石にしがみついていたキクガシラコウモリ。そのコウモリの後ろ足には指が2本欠けていた。どうやって生き抜いてきたのだろうか。


2018/03/23

卒業式の朝、ゼミの後輩たちがゼミ室の白版の絵に手を加えていた。私はこういうウィットとハートに満ちた出来事が大好きだ。


描かれている動物はそれぞれが卒論のテーマにした動物だ。テープも凝っている。そしてバッグの中には2つの品物が。それは私という人間を読み切った人物ならではのプレゼントだった。私は、間違いなくマジマンジ涙が込み上げた。


三日遅れで(出張で卒業パーティーを早退したのだ)卒業生たちからの贈り物をもらった。写真はKさんが作ってくれた特性バッグ。コバゼミ(KOBAZEMI)と書いてある。続く


ゼミ生たちとシャボン玉で遊んだ。平和の尊さを思った。


眠るニホンモモンガ。すねているのではない。


このスナガニ、ただものではない。


3匹の寄り添うモモジロコウモリ。彼らのことを英語では、Big -footed bat とかLarge-footed batとか Long-fingered batと呼ぶ理由がお分かりになると思う。


私が行くと、いつも「おじさん、また来たの。おじさんも暇だねー」みたいな顔をして近寄ってくるモモンガがいた。いや、どっちかと言うと仕事なんですけど・・・。


毎年、4月ごろ、ムササビの子どもが落ちて死んでいる現象が全国で見られる。私はムササビの巣となる樹洞が少なくなり、やむなく枝に作った巣から仔が落ちるのでは、と推察している。


私とコハルは、確かに同じものを見ていた。心を重ねていた・・・と言えなくもない。


モモンガの巣箱の下で捕まえた腹が大きく膨れたヤマカカシ。私は半分、最悪の事態を覚悟した。でも中から出てきたのは・・・大きなヒキガエルだった。もしご希望のコメントがあれば腹の中をお見せしますが・・・。


2018/03/22

イベントを行うにあたって確かにヤギの毛で筆をつくってみてはどうだろうという話にはなった。でも髭をバッサリ切るとは。忘れられない思い出。


もう3年くらい前の話だ。年齢を経て貫禄ある立派な髭も携えたクルミが、ある時小屋に行ったらうなだれたような表情に見えた。そしてなんと!髭が、髭が上3分の1ほど残してバッサリ切られているではないか。(続く)



2018/03/18

そーーーっ。


T字迷路の学習、地中に巣を作るアリとドバトとでどちらが勝ると思われるだろうか? アリのほうである。「知能」あるいは「頭がいい」という言葉の意味があやふやになってはきませんか。


数年前、環境大ヤギ部が作ったヤギ切手(モデルはNさんが撮ったアズキ)をご存じだろうか。プレミアがついている。一方で捨てヤギの問題。私は、人類は紆余曲折しながらも世界をよりよくしていると思っている。


2018/03/17

肉食動物では餌は物陰に隠れることがある。草食動物では餌は動かない→見えなくなったら「無くなった」ということ。認知世界は適応的なのだ。


餌が突然(不透明容器で)隠されたときのヤギイヌの反応は対照的。ヤギは餌がなくなったかのようにふるまい、イヌは容器の中にあると認知する(ゼミOBのMdさんの卒研)。理由は次。


2018/03/15

私は地の底まで落ち込んで、モモンガで言えば写真のような状況になっている。


ゼミ生のNhくんが飼育しているミルワームがなんとプラスチックを食べて育っていることが分かった。これはすごい!と思って密かに本格的な研究をはじめたら、「環境科学におけるここ10年間の進歩の中でも最も大きな発見のひとつ」と銘打って同じ研究が最近発表されていた!(次を)


2018/03/14

えっ、なんか言った?


テングコウモリ、か・め・は・め・歯ーーー!!完全に目覚めてるよ。


ニホンモモンガ、杉葉のなかでおやすみなさい。


カワネズミ、枯葉の中でおやすみなさい。


2018/03/13

カスミサンショウウオはすでに水場で産卵をはじめている。写真は、水場へ向かう前のサンショウウオ。つまり、冬眠から覚める直前。見つけることはとてもとても難しい。


またコウモリですいません: コウモリは哺乳類だ。だから胎児は胎盤にへその緒を根付かせて母からの栄養を受け取っている。写真は後産で胎盤を出したところ。子どももお腹にしがみついている。


2018/03/12

最近のコメントを下さる方は実に的を得たコメントをされる。確かにこうしたほうが、チビキクガシラのやんちゃっぽいかわいらしさはよく伝わる。いや、勉強になった。


これもキクガシラコウモリの子ども。発する超音波の方向を操る鼻と、母親からの超音波を受け取る耳は特に大きい。また目が可愛いね。これでもコウモリを嫌だと言えるのですか、あなたは。


キクガシラコウモリの子ども。この時期にはすでに盛んに超音波を発し、親子はそれそれの音声を、他の親子の音声とはし区別できる。スゴイね。


キクガシラコウモリの親子。子どもは母親とは上下逆向きに、お腹にしがみつく。


質問にお答えします:「 ホンヤドカリを殻から出すのはどんなふうにするのですか?」→「はんだ小手を使うんじゃ!」、「可哀そう」、「実験が終ったら殻を返してやるからいいんじゃ!」、「・・・」


2018/03/11

新種、マルコウモリ(ball bat)!? いや、モモジロコウモリが丸まっているだけです。マジマンジ。


ニホンモモンガもまずはリスであることが分かる写真。「リス+皮膜など=モモンガ」。進化の筋道が垣間見えますね。


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