2017/04/30

ニホンモモンガは糞尿は絶対巣内にはしない・・・。世界初、いや、日本初くらいにしておこう。用足しするニホンモモンガの姿を写真にとらえた!自然状態では樹も幹にへばりついて糞尿を下に落下させるのだろう。


2017/04/29

春の森は楽しいものがたくさんある。リズミカルな植物たちの姿もその一つだ。




(動画あり)今の時期は、モモンガの巣の中で、その柔らかな杉の繊維にひきつけられるのだろう、マルハナバチの女王が巣作りをはじめる。動画をどうぞ。



今日は、たくさんのイホンモモンガが確認された。その中の一匹は、巣から飛び出してするすると樹をのぼっていった。滑空を見たかったが、幹に捕まったままじーーーーとしていた。


答えは、ヒキガエルの卵塊でした。それにしても・・・長い! 卵塊は産卵後、水を吸って膨張するとは言え、母ガエルの腹はかなり大きかったに違いない。



今日はモモンガの調査で学生のNくんやOさんと山へ行ってきた。調査の途中でNくんが、道にできた水たまりで写真のようなものを見つけた。一体これは何か?水の中に棲むミズヘビか?答えは次の記事で!


2017/04/28

春の田んぼで作業する学生たちと、その傍らで何か思うアカガエル。何を思ってるのかねー。


知ってましたシリーズ その5:カスミサンショウウオの雄は、繁殖期に水中に入ると、尾が拡大する(尾の写真、右が入る前、左が入って約1週間後))


知ってました?シリーズその4:日本のヤモリはまず例外なく卵は同時に2つ(互いにくっつけて)産む。産卵前のヤモリのお腹をみると、確かに2つ見える。


2017/04/25

これは以前ある本に載せた写真なんだけど、タイトルは「動きようがないオオハサミムシ@鳥取砂丘」。自分の頭部への攻撃者をハサミでつかんで反撃しているのだ。もうこうなると・・・動けない。



写真の左部、上下の中間あたりにカモメが見えるだろうか。海上の雲の切れ間から差し込む光の剣を取り巻くように堂々と飛んでいた。



先日、川のほとりで見つけたカイツブリの卵.気の毒だが親鳥に何かがあったのだろう.親鳥は巣を離れるときは、卵に水草などをかけて隠してから離れるのだ。


2017/04/24

ヤギ放牧地のビオトープでは、さまざまな生き物の活動が活発になってきた。クロスジギンヤンマが羽化し、マルタニシがフサモを食べ、ガガンボモドキガ産卵する(動画)。






2017/04/23

写真の方は、何を隠そう、ナガレホトケドジョウであらせられる。当時私は、この絶滅危惧種の半自然環境での繁殖を試みていた。繁殖はうまくいったが。新しい生息地への定着には失敗した。


写真は、私が10年近く前に、樋門前河川敷に作った(建設会社に作ってもらった)、スナヤツメ、アカハライモリなどの絶滅危惧種をはじめとする水辺動物の生息地だ。実践的保全生態学?!


さあ、アカハライモリ、スナヤツメなどと出会う季節がやってきた。森よし、海よし、河川よし!


Phyllisさんから芦津モモンガ・エコツアーのレポートや動画、写真が送られてきた。ITの多忙な仕事の中でまとめてくださったのだろう。見事!



砂浜ににょきっと頭を出したキノコ。写真の青空の下には海がある。そんな海のすぐそばにクラゲのようなキノコが生えてのだ。


2017/04/22

今年3月の大学のキャンパス内で撮った写真だ(今なら桜吹雪だろうか)。この写真を見ると何か心が締め付けられるような気持ちになる。私の幼いころからの記憶の琴線に触れるのだ。皆さんは一枚の写真にそんな体験をすることってないですか。


仲良く体を寄せ合う3匹のモモジロコウモリ。休む時はいつもこんな感じ。見ていてほほえましい。ところで最近私はモモジロコウモリで(学術的にも)ちょっと興奮する行動を発見した。それはどんな行動か、知りたい?教えてあげない。



コウモリがいる洞窟にはほぼ例外なく、カマドウマとそして名前不明のクモがいる。先日やっと発見した。そのクモはカマドウマを捕食していたのだ!


2017/04/21

(動画)先日、モモンガエコツアーの後、教育研究棟内に入っていた子ヘビ(私がすぐ外に逃がしてやった)が、また棟内に入っていた。よほど向学心に燃えているのだろうか。子ヘビの威嚇(!)の動画あり


2017/04/19

大学の教育研究棟の裏あたりをあっちこっち移動させられていたアヒルが、今朝、私の研究室のドアにいた。もう大丈夫だよ。ずっとここ(私の研究室の中)にいたらいい。つまんだらピッと鳴いた。


2017/04/18

ヤギの放牧地のトチノキの冬芽が、今日、ひ・ら・い・た。


巨大アカネズミは好奇心旺盛! まー動画をご覧あれ




私の研究室には生きたルンバ(ロボット掃除機)がいる?! まー動画をご覧あれ



2017/04/15

(動画)モモンガ・エコツアーから帰ってきて片づけをしていたら、廊下に小さなヘビがいた。差し出した私の指に乗ってきた。モモンガのニオイに反応?

芦津モモンガ・エコツアーから帰ってきて片づけをしていたら、廊下に小さなヘビがいた。私が指を差し出したら、舌で様子をうかがいながら指に乗ってきた。モモンガのニオイに反応したのだろうか?ちなみに、その(写真の)幼ヘビはアオダイショウである。小さいころのアオダイショウは親とはずいぶん異なった体の模様を有しているのだ。時にはマムシと間違われることもあるくらいだ。


芦津モモンガ・エコツアー・・・いや、いろんなモモンガや人の心に触れられた2日間だった。Phillisさんともたくさん話をした。ほんと、実施してよかった。



2017/04/13

モモンガ・エコツアーの下見に芦津に行って来た。帰りにやせ細った成熟前の鹿に出合った。よろよろと車の前を歩いて谷に降りて行った。


2017/04/09

お食事中だったらごめんなさい。左側の糞はちょっと黄色いでしょう。お腹を壊しているわけではないのです。私たちニホンモモンガは杉の花粉(黄色!)をたくさん食べるのです。


写真、右側のコウモリの小ささ、わかります?コキクガシラコウモリといって、日本で、コテングコウモリと並んで最小のコウモリなのです。@洞窟内


みんな私が指さす空を見上げた。男子には見えた。女子には見えなかった。何が?なんで?

先日、1年生の学生たちと大学の屋上に上がった。

春の陽気の中でヒバリの声が聞こえた。でもヒバリは見えない。ヒバリの習性を知っていないと見つけられないのだ。
ヒバリは、自分たちの縄張りの宣言のため、空の高所で鳴いているのだ。
私が指さした先にはとても小さくにしか見えないが確かにヒバリが舞っていた。

われわれホモサピエンスでは、男性の目は「狩猟」に適応し、遠くを動く黒いものに敏感に反応する視細胞を網膜にたくさん持っている。一方、女性は、木の実の色や赤ん坊の肌の色の細かな違いや変化に反応する視細胞をもっている。

私は、その適応的生理特性が、屋上で現れたのだと推察し、悦に入ったのだ。

(動画)優しく小さい個体の毛づくろいをしているように見えたオカヤドカリだったが、このあと衝撃の出来事が!


2日前、私の自宅近くでものすごい濃霧発生。いや、実に幻想的でした。以前読んだ村上春樹さんの「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」が浮かんできました。


地域の子ども達が小屋に描いたヤギの絵。これは絶品!だけど小屋は逆さま。ヤギ達も疑問を感じてる?


2017/04/05

鳥取は6月初旬の暖かさだったという。そりゃあ、ヘビだって出てくるわなー。まったくの野生のヘビだぜーー。ワイルドだぜーー。ゼミ生の中にはヘビを研究することに決めている学生が2人いる。ヘビねー・・・。

ヤギ部主催、「ヤギ運搬用小屋を地域の子どもたちとデコレートしよう!」・・・子どもたち、なんか才能あるね


急な話ですが、モモンガ・エコツアーを行います。限定4人まで参加可能です。シンガポールからPhyllisさんが参加されます。





急な話ですが、来る4月14日(金)、15日(土)、鳥取県智頭町芦津で、モモンガ・エコツアーを行います。
急な話で、また、4月14、15日といえば、モモンガの森は雪が1m近く残っているという中で行うのにはちょっと理由があります。
どういう経路で情報を得られたのかわかりませんが、シンガポール在住のPhyllisさんは、昨年5月に行ったモモンガ・エコツアーにとても参加されたかったのですが、そのころ長期休暇が取れず断念されました。
今年は長期休暇が4月14、15日あたりで取ることができ、連絡されてきました。そういった事情で、何とかPhyllisさんの希望を叶えてあげたいと思い、急きょ、計画したわけです。
あまり野生動物に接することができない寒い時期ではありますし、何より平日でもあるのでなかなか出席者はおられないと思いますが、ひょっとしたら参加を希望される方がいるかもしれないと思いお知らせすることにしました。鳥取駅まで来ていただければそこからはこちらが移動はすべて行います。

要領は以下の通りです。

■14日(金)、鳥取駅の改札口前に8:30集合。ワゴン車で現地(芦津)まで行きます。芦津の公民館(ドングリの館)で簡単なレクチャーをした後、モモンガの森に行き、モモンガの調査を見学していただきます(昼食は調査の合間にとります)。
夜はドングリの館に宿泊します。モモンガの湯に入ることができます。寝袋はこちらで用意します。
希望者は、夜、モモンガの森の巣箱から採食に出るモモンガを見に行くことができます。ただし、カメラでしか見えませんし、そもそもちょうどその場面が見えるかどうかもわかりません。見えても数分以下です。確率は半々です。

■15日は、Phyllisさんを早朝(8:00)智頭駅まで送り(他の方はドングリの館で朝食をとっていただきます)、午前中、もう一度モモンガの森へ行き、モモンガ・ミニ地球をつくっていただきます。
昼頃、食事をして帰路につき(時間はその時の参加者の皆さんの都合で決めます)鳥取駅(智頭駅によることもできます)まで行き、解散ということになります。

持ち物としては:
・雪原を歩くので防寒着(夜の雪原は氷点下10℃近くになります)
・おやつ、飲み物
・14日の昼食
・モモンガの湯に入られる方はそのとき使うもの(シャンプー、リンス、ドライヤーは風呂にあります)

※参加費用は¥3500です(保険料込み予定)。人数は多くても4人までです(Phyllisさんを除いて)。

※ご希望、お問い合わせの方は、ashizmom@kankyo-u.ac.jpまで。

※申し込み締め切りは4月8日までです。先着順です。

2017/04/04

入学式での大学院入学代表生の言葉に笑った、でも感心した。


入学式での大学院入学代表生の言葉に笑った、でも感心した。曰く、私は学部生時代に、あまり講義にも出ず、山を、動物たちを求めて歩き回った。そのせいで、ハチにも追われ、クマにも追われ、単位(卒業に必要な科目の単位数)にも追われた。おかげで1年多めに学部を過ごした。でもそのおかげで、動物の生態や行動が本当に面白いと感じるようになった・・・だそうだ。



今日は大学の入学式がある。朝、目覚めたら写真のような窓辺の動物たちが目に入った。入学式で何かある?


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