先日、1年生の学生たちと大学の屋上に上がった。
春の陽気の中でヒバリの声が聞こえた。でもヒバリは見えない。ヒバリの習性を知っていないと見つけられないのだ。
ヒバリは、自分たちの縄張りの宣言のため、空の高所で鳴いているのだ。
私が指さした先にはとても小さくにしか見えないが確かにヒバリが舞っていた。
われわれホモサピエンスでは、男性の目は「狩猟」に適応し、遠くを動く黒いものに敏感に反応する視細胞を網膜にたくさん持っている。一方、女性は、木の実の色や赤ん坊の肌の色の細かな違いや変化に反応する視細胞をもっている。
私は、その適応的生理特性が、屋上で現れたのだと推察し、悦に入ったのだ。
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