2017/10/31

みんな懸命に生きて命を閉じる。


もちろん生物に例外はつきものだ。


昨日のガマズミといい、今日のヤブコウジといい、なぜ実は赤系が多いか、ご存じだろうか?緑の葉を背景に、補色であるその赤系がよく目立ち鳥に食べてもらうためだ(それが種子の拡散につながる)。


チッチゼミの記事を読んだOくんが標本にしたいのでもらえませんかとLINEで言ってきた。「いいよ、研究室のドアの前に置いとくから」と答えたが大学に行ったらチッチゼミはまだ生きていた。こんな状態で標本にさせるわけにはいかない!


2017/10/30

(心がほっこりする動画あり)私の手でヒトの乳をのむコテングコウモリの子ども



10月24日はコハル(ヤギ)の命日で、部員の人たちが墓を掃除していた。埋蔵地の上に植えたアラカシも育っている。


何をしているのかよくわからないコテングコウモリ。なー、なにしとん?


右が羽化して脱出に成功したドロバチ、左が失敗したドロバチ。冬を前に、もう運命は決した。


秋だ!この植物の名前はガマズミという。可愛い女の子の名前が鬼瓦だった、みたいなものだ。これを見て心喜べる人は、やっぱしちょっと得ではないか。


ヤマトシロアリの飼育容器に生えてきた立派なキノコ(底面の茶色い筋はシロアリのトンネル道)。シロアリキノコと命名してあげた。


あなたには何に見えます。私には、空を行く燃える豚(右先端が鼻に見える)、か、空を泳ぐ赤く輝く天使(右先端が顔に見える)。


山にはしっかり秋が来ている。一番手前のコナラのどんぐりかの頭から出ている白い紐。これはドングリから生えてきた根(!)なのです。


これが噂のチッチゼミだ。小さいぞ。今日、実験研究棟の入り口で見つけた。まだ生きていたけど・・・冬も近づいているしね。


ゼミ生のMさんが助けた、道路で動けなくなっていたトンビ。餌は食べたが、脊髄が損傷し下半身を動かすことができなくなっていると考えられた。大学の近くの動物病院が引き取ってくれた。


2017/10/29

スナガニはこんなふうにして、穴から砂を運び出して巣穴を伸ばしていく(私が飼っていたスナオがまさに砂をハサミに抱えて運び出している瞬間)


ああ、こんなところに隠れてたの!


ゼミ生への京都からの土産である。もうしゃべらなくても分かっていいただけると思う。今回はちょっと自信がない。


2017/10/28

これも子ホモサピエンスがヤギ小屋に書いてくれた絵だ。草間彌生さんの水玉を思わせるデザインではないか。いや、いや。


子ホモサピエンスが書く動物も、いや、確かに心に響く。その理由・・・心理学者がと取り組まなければならない重要な課題の一つだろう。



アオダイショウはヘビの中でも、上にのぼるのが好きで上手だ。だからモモンガは用心しなければならないのだ。なるほど。


子モモンガがはじめて巣室から外に出たとき感じることってなんだろうか?この場合は、・・・、光、か。


2017/10/26

伝説の貝を水で洗っていたらのフジツボが落ちてしまった。接着剤でくっつけた。なんか寂しい。


実験研究棟の入り口の床に茶色な蛾が落ちていた。蛾に朝日が当たって光と影が生まれていた。ああ、私は詩人なのだろうか。



海辺の貝たちが研究室の守護神、部族のカモシカの下で日差しを浴びている。ところがその中の一つの貝に思わぬ悲劇が・・・。



この貝もまた、結構な物語を背負っている。ゼルダの伝説くらい? 蛇貝が表面を覆い一部が陥没している。パイレーツ・オブ・カリビアンくらい?


2017/10/25

これ忘れてた。痛ててててててっ!



仲良く餌を食むチドリ。灯台も2つ!


ペンギンのようなチドリだった!







この貝は外せない。命の、いいデザインだ!


貝の上にくっついた紫ストライプの小さなフジツボ。物語を感じて、私は好きだなー!


波打ち際の一瞬のデザイン。そういうの、私は好きだ。




カニと巣穴と素敵な模様の貝と。いいショットでしたよ!


海へ、Nさんが卒業研究で調べているスナガニの採集に行ってきた。今日一番の凛々しいカニかな。うーーん、凛々しい!


2017/10/24

太陽とクモとシャボン玉。それで?それだけ。


下の写真、左はクリで右は(クヌギの)ドングリ。何か気づかれないだろうか?そうドングリの名の起源は、2流品のクリという意味だ(というのが私の仮説)。カシとダガシみたいな・・・。


2017/10/23

先日の教授会で、新しくできた部の報告があった。「鳥部」ができたそうで、顧問欄に私の名前があった。ちょっと驚いた。そういえば昔~~~、学生たちからそんな依頼があったっけ。





やっぱりヤマネは寝顔が絵になる。足の指も結構可愛かったりして。


頭をつついたら下翅のこんな模様を出してきた。鮮やかだねー。立派。まーそういうわけで、私には威嚇的驚きにはならなかったみたい。


2017/10/22

なんかユーモラスなコウモリの恰好。コウモリ(キクガシラコウモリ)たちは着々と冬眠の準備をはじめている。冬眠になると翼マントを体の前でしっかり閉じる。


紙を食べるコウモリ(モモジロコウモリ)! ホンマカイナ?ホントウデス。でも理由はよくわかりません。


こんな眼差しで見られたらあなたはどうしますか。ちなみに、写真の小屋のドアは今、なくなっていて小屋に多少、今回の台風の雨が吹き込んでいる。写真のヤギ「メイ」はもっと太っている。


2017/10/21

そう、前にもご紹介したことはわかっている。でもこんなコメントがあった。「ミニトトロじゃん」。なるほど!


そーっと外の様子をうかがっているのだろう。でも中のあなたも目立つよ。かなり。


2017/10/20

オオミズアオが羽化して地上に現れる瞬間!これはちょっと見られませんよ。


ああ、ありがたや、モモンガ様!・・・みたいな。で、モモンガは、「こらっ、はよ放せ!」・・・みたいな。


キノコの季節だ。山でデカイキノコを見つけた。これから人類はどうなっていくのだろうか。急に何を言い出すかって?いや、自然に触れるたびにいつも思うのだ。


明日から大学祭だ。あいにく天候が・・・。ヤギ部は頑張ってグッズやヤギパイ(?)を作っている。ヤギTシャツも作ったようだ。この調子でヤギ学部やヤギ学科を作ってほしい。


今、大学の図書館で開催中の「ヘビを見ながら本を読む」コーナーで活躍中のヘビ(下写真)が、今朝、逃げ出していることが分かり、午前中休館になった。大捜索の末、本棚の後ろから見つかったという。いい話だ。



2017/10/18

つぶらな瞳のコメツキムシ。そろそろ冬支度でしょ!


冬眠に入りかけているテングコウモリ。コウモリたちの冬はヒトの冬より早く来るのだ。


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