今、大学では、3階建ての実験棟が建設中だ。今年の7月くらいに完成の予定だ。
そんな実験棟の建設現場で、今朝、ダイザギと会った。会ったといっても、向こうは私のことをどう思っているのかわからない。
私はこのとても珍しい来客にちょっと驚き、工事現場とダイサギという奇妙な組み合わせにも驚き、そして、写真のような幾何学的な黒っぽい背景と、白い生命感たっぷりの曲線体の対比に心を動かされたのだ。
ところでこのダイサギは私が近づいても微動だにせず、ある方向をじっと見ていた。
そのダイサギのまなざしの先にあったもの・・・、皆さんは何かお分かりになるだろうか。
それは・・・、ヤギである。
工事現場と隣接して、ヤギの放牧場があり、今年はまだそれほど寒くないので、ヤギたちがそとで草を食んでいたのだ。
私は、シラサギがヤギを同種と間違えて、その様子をじっと観察していたのではないか、とにらんだのだが、・・・・はたして真相やいかに。