小林朋道公式ブログ:動物行動学者。野生生物と3日ふれあわないと体調が悪くなる。 主な著書は『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます! 』、『通勤電車の人間行動学』、『人間の自然認知特性とコモンズの悲劇』など
2016/01/08
今日も風景でいこう!
今日は、冬ながらとてもいい天気で、朝からいい風景を見た。
右は、家を出てすぐに出会った海を臨む風景。
左は、もうすぐ大学、というところで出会った風景(山の上に3体の風車が見える)。
ちなみに、今日、私が「いい風景!」として紹介した風景には、共通点がある。
それは、どちらも緑が散在し開けて見晴らしのよい風景だということだ(もちろんどちらも天気がよい、ということもそうだが)。
なぜ、ホモサピエンスの端くれの私は、こういった風景を「いい風景!」と思うのだろうか。
そう! それは、このような風景こそ、地球上に誕生したころのホモサピエンスにとって、比較的安全で、食料にありつける可能性が高かった環境を示しているからだ。
緑や太陽は、餌になる生物の存在を物語ってくれる。
見晴らしがよい場所では捕食獣か近づけば遠くからでも見つけられるはずだ。
ちなみに、先日、ゼミ生のNくんと、川に、実験用の砂を取りにいったとき、Nくんに言われた。「最近、先生のブログには、風景が多いですね。ブログには使いやすいですよね」
確かに、ブログのネタに困ったときは、”風景”に助けてもらっている。
でも、それを言っちゃあ、おしまい・・・・ダロガ !
動物行動学者。野生生物と3日ふれあわないと体調が悪くなる。主な著書は『通勤電車の人間行動学』、『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます! 』、『人間の自然認知特性とコモンズの悲劇』、『ヒトの脳にはクセがある』など