今日のブログのタイトルは、数日前に出版された、私が書いた本の題名である。上の写真は、その表紙である。
表紙に写っている2匹の子ヤギも、今では一回り、二回り大きくなり、片方は角が生え(角が生えた子ヤギは“キナコ”、生えていない子ヤギは“アズキ”と名づけられている)、それぞれ、個性豊かな若ヤギへと成長しつつある。
ちなみに、キナコは、下のようなペーパーグッズとして大学のオープンキャンパスの宣伝に一役買っている。
さて、動物についての本を書くときはいつもそうなのだが、私の頭の中では、いろんな動物が、「私のことを書いてよ!」「俺のことを書かないなんてありえねーよな!」みたいに騒ぎ立てる。
私は、「よしよし、じゃ君は次回必ず書くから今回はこの子に譲ってやってね」、とか、「君は今回は、一章を受け持つにはちょっとまだ荷が重いから、次回のチャンスを狙おうね」、「君には“はじめに”で登場してもらおう」・・・・みたいな説得をしながら、一冊分のまとまりに仕上げていく。
けっして、記憶に任せて、適当に、タラタラ書いているわけではないのだ!
今回は、久々に登場するコウモリ達に、ちょっと多めに登場してもらった。私は、一般的に、「怖さ」とか「不吉さ」などにむすびついたイメージをもたれているコウモリ達の本当の姿を知ってもらいたかった。
動物行動学的にも、地球上に生きる仲間としても、魅力に満ち満ちた存在に気づいて欲しかったのだ。
もちろん、他にも、魅力に満ち満ちた動物達がいろいろ登場する。
それぞれ私に感動と活力(と、そして動物によっては恐怖)を与えてくれた動物達である。
縁あって彼らと会えてことを、本当に感謝している。