先日、日本中を沸かせたラグビー日本代表が凱旋した。
NHKの番組のニュースウオッチ9は、ヘッドコ-チのエディー・ジョーンズ氏、リーダーのリーチ・マイケル氏、五郎丸氏の3人をスタジオに招いてインタビューをしていた。
私が興味深く感じたのは、インタビューの中で、キャスターの「逆境に立ったときどのように克服するか教えてください」という質問に対するマイケル氏と五郎丸氏の答えの違いだった。
簡単に(意訳して)言えば、マイケル氏は「その時よりもっと悪い時を想像し(それよりはましだ、と考えて)気持ちを切り替えて頑張る」、五郎丸氏は「どんなときでも、そのときできる100%を出して前に進む」という答えだった。ある意味で2つの答えは“対照的”と言えなくもない。
私は、おそらく誰しも、その時の状態に応じて両者を使い分けているのだろうと思ったが(私もそうだ)、あえて問われたときに両氏が、それぞれ、そのように答えたところに、両者の性格が表れているような気がしたのだ。
ちなみに、私は、リーチ・マイケル氏の人となりに、今まで以上に惹きつけられた。