海岸で出会った動物シリーズも、早10回になりました。10回記念なので、私の記憶の中でも結構インパクトのある方に登場してもらいました.
その方は、じゃあーーん。
エボシガイさんでーーす(甲殻類の一種)。
この方、漂流する大木に付着して(被うように付着しているから木が見えない)大海を漂っているのです。
驚いたことにこの方は、チューブのような体部を動かして、地球外生命体のように不気味に体をくねらせるのです。
発見したのが、博学で心優しい私だったからよかったものの、そうではない人類だったら、君、どうなっていたか!
この後、私は、同僚の先生に手伝ってもらって、この地球外生命体(みたいな生物)を宇宙船(みたいな)「流木号」とともに、腕の血管を思いっきり盛り上げながら水際まで運び、海に帰してやったのだ。