先日は、Mさんからの餌のプレゼントが招いた危機を、グレに救われたイソギンチャクであったが、今日はちょっと違う。
ミドリイソギンチャクニにゴカイ(ミミズと同じ環形動物で、海釣りでよく使われる)をあげてみたのだ。
実際に、海の中で捕食している可能性が高い餌だからだったのだろうか、イソギンチャクの行動の中に、彼らの野生での本来の姿が垣間見られた、と言えばよいのだろうか。
実は、噂はかねがね、Mさんたちから聞いていた。
その動物が体に触れたときのイソギンチャクはスゴイ!と。
これがイソギンチャクか!と思うほど、激しい動きをするのだと。
そんな話を聞いて、話だけで終われるほど私は大人ではない。自分でやってみて、自分の目で見てみたい!それが私の“野生での本来の姿”なのだ。
釣り好きのOくんが提供してくれたゴカイを、ピンセットにつまんでイソギンチャクの触手の端に落としたら、Mさんが言うところの“スゴイ!”ことが起きた。
私が、ゴカイを与える作業とカメラを操作する作業を同時に行ったので、場面が途中からになってしまったが、それでもイソギンチャクの行動はわかっていただけると思う。
動画を見てください。