昨日、大学のヤギ部の作業をした。久しぶりに私も参加した。いい雲だった。
先日来の強風で傷んだ小屋の戸を修繕したり、ヤギたちの蹄を削ったり(本来、岩場に生息するヤギは、蹄がよく伸びる。岩にこすれて擦り減っていく、という本来の環境状況を想定して、ヤギたちの体の特性は、それに適応するようにできているのだ)した。
さて、その後、私の提案で、参加者各自がヤギたちの写真を撮り、コンテストを行って、ヤギカレンダーに使う写真の候補を決めよう、ということにした。
やがて作業が終わり、大学の講義室で、一人一人が撮った写真を一枚ずつスクリーンに映し、各自が採点をした。
正直、写真にはちょっとした自信がある私は、上から目線で、一枚一枚いい点を探してほめていたのだが、途中からちょっと、私の心の中の雲行きが変わってきた。
私とは違う観点から、結構質の高い写真が出てくるではないか。
おっ、これマジいいわ!・・・・・みたいな。
ここだけの話だが、でもやっぱり、「写真には、さらにその先があるんだよ。ここまでおいで」とも思ったのだ。
ただし、これもここだけの話だが、学生たちの写真を見て、確かに勉強になった。