最近、私の研究室に電話があり、「地域でヤギを利用して活性化につなげたいという人たちがいて、集まりをもつので、ヤギ部の部員さんと一緒に来ていただけませんか」という話があった。
これは部員にとっても有意義な活動の場になるかもしれないと思い、承諾した。
部員たちと、話があった場所に行ってみると、そこはとてもおしゃれないイタリアン風レストランで、部員(特に女の子)は「素敵なところ」と口々に言っていた。
そのレストランのご主人は発想が豊かな(発想のセンスもいい)方で、ヤギ乳で作ったチーズを使った調理やお菓子の提案などをされていた。
その他にも、「ヤギを使って○×のようなことをやってみたい」と言われる方がいろいろ集まっておられ、ヤギの話で盛り上がった。
私がとても愉快に感じたのは、私に電話をされたレストランの奥さんが、最初に発された一言だった。
「ヤギ部というのがあるんですか。私はまた、大学にヤギ学科があるのかと思いました」
あーっ、そんな発想があったか! ○×大学ヤギ学部ヤギ学科(ヤギについて、生態、行動、進化分類、発達心理、生理、繁殖、生化学等々を学ぶ)・・・・・そんな大学、学部があったら面白いだろうな!と思ったのだった。