久しぶりに動物の絵を描いた(10分ほどの作業なので”描いた”とは言えないが)。
つたない絵に見えるかもしれないが、でも、私はとても満足している。
リアルに、写実的に描けと言われれば、いくらでも写実的にも描くことはできる。でも、その時代はとっくに終わったのだ。
写実の後は、「本質を」という時代だった。
そして今は、「本質を、そして健やかに」だ。
気持ちのうえで肩に力が入らず、素直に機嫌よく動物と向き合って描くのだ。
描けたものをみると自分の心(正確には”脳”)がどうだったか、わかる。
健やかに、健やかなハリネズミが描けた。まだこんなに素直になれる。とても満足だ。