先日お話ししたレタスだが、ナメクジにも食べられず、みんな元気に成長している。
上の写真は、その中の一つだが、レタスの右側の葉にアシナガバチがとまっているのがお分かりになるだろうか。そして、レタスの後ろのパセリといい、作物が野生的であることに気づかれたただろうか。
アシナガバチはもちろんレタスを食べたりはしない。レタスの葉に溜まった水を飲んでいるのか、単に、休息しているのか。
ところで皆さんは、畑にやってくる虫たちを、静かに、じっくりと観察されたことはおありになるだろうか。
下の写真はレタスを植えている畑の雑草(ヨモギ)にやってきた小さなゴミムシの仲間である。(私もよくはわからないのだが、こういうタイプの甲虫の虫は、わからない時はゴミムシと言っておけば大体あたる。ゴミムシは種類がとても多いのだ。卒業生の松井くん、写真の虫はゴミムシの仲間だよね)
この後、このゴミムシが、なんと、ヨモギの葉を、むしゃむしゃとおいしそうに食べはじめたのだ。
おいしそうに!(下の動画をご覧あれ)
今日は少し暑ささえ感じるとても気持ちの良い1日だった。畑の小さな動物をじっくり見たりする時間があってもよいと思いますよ。私は。
この写真を撮った後、私は大学へ行ってNくんと、芦津渓谷の森に行ってきた。
物おじしないモモンガが巣箱に入っていた。
小さな畑自然と大きな高地自然。どちらにもそれぞれの面白さがあるのだ。