昨日は土曜日だったが大学で仕事があった。帰りに、あるショッピングモールに立ち寄った。
そんな場所に行くのは久しぶりだったので中をぶらぶらしていたら、おしゃれな小物の雑貨を並べている店があったので入ってみた。
一番印象深かったのは、ムーミンのグッズが置いてあるコーナーだ(ムーミンの生みの親トーベ・ヤンソン生誕100周年を記念して最近ムーミンをよく目にする)。
私が子どものころ、日曜日の朝は、マンガの神様 手塚治虫の会社が制作していた「ムーミン」を見るのが日課だった(ような気がする)。
不思議な雰囲気の、心癒されるとてもいいアニメだった。内容も結構深くて、子どもながらにいろいろ考えさせられた。中でもスナフキンの言動はイカシテいた。
それが理由かどうかわからないが、トーベ・ヤンソンには高校時代から惹かれ、その独特の世界観に憧れもした。
私はスナフキンが描かれたマグカップを買った。
それは私に、最近、毎日の、それなりに悩み多き生活に追われて忘れていた創作の楽しみを思い出させてくれたからだ。
そう、私は生物、動物と同じくらい絵画や彫塑などの創作が大大大好きなのだ。
“創作”の喜びがじわじわと思い出されてなにやら嬉しかったのだ。
近々誕生日を迎える家族がいるので、誕生日プレゼントも買った。こんな気分になったのは久しぶりだったことに改めて気づいた夏の夕べだった。
オシマイ