上の写真はユビナガコウモリ(雄)である。餌として与えているミールワームを食べようとしている。
「なんか用!?」みたいな感じで・・・・食事を邪魔されて機嫌が悪そう。
餌を入れている容器の側面が縦のストライプ模様なのにはわけがある。
もう一つの容器は側面が横のストライプ模様になっていて、そこには七味唐辛子がまぶされたミールワームが入れられている。
ユビナガコウモリにとっても七味唐辛子は辛いらしく、口に入れると吐き出す。
私の実験は、「ユビナガコウモリはどの程度、物の形が識別できるのか?」を調べるものである。
縦の黒ストライプと横の黒ストライプの容器を並べておき、一方にはそのままのミールワームを、他方には七味唐辛子がまぶされたミールワームを入れておく。そしてこれを毎日繰り返す。
もしユビナガコウモリが形の形態視ができるのであれば、縦の黒ストライプ模様の容器のほうに美味しい餌があることを学習し、新しい、いずれも餌が入っていない縦と横の黒ストライプ模様の容器を置いたとき、前者のほうに近づいてゆくだろう。
さて結果は?
それはまたのお楽しみ。
それにしても、上の写真のユビちゃん、かなりかわいいと思う(ミールワームにひく人もおられると思うが)。