上の写真は今日、ヤギの削蹄(爪切り)をしているところだ。
ちなみに、シカは削蹄は必要ないらしい。
先日、ある動物園でシカの実験をさせてもらっているとき聞いた。
おそらく、ヤギの野生種は、歩いていると蹄が自然に削れるような岩場を生息地にし、シカはご存知のように、いくら歩いても蹄は削れないような柔らかい地面の森を生息地にしているからだろう(本来の生息地では、ヤギの蹄は持続的に伸びるくらいがちょうどよいのだ)。
一頭のヤギの削蹄をしていると、他のヤギも「どうしたの、どうしたの?」みたいな感じで寄ってくる。上の写真の右にいるヤギ(コムギ)の表情がなんとも面白い。明らかに特定のホモサピエンスを見ている。
削蹄の後、一頭のヤギの乳を搾った。
子どもでも生まれたのか?
いやそうではない。なぜか出てきたのだ。
まー、そういうことだ。