2016/09/17

シュレーゲルアオガエルとヤギの●●は、どちらも▲▲だ。


今日は、ゼミ生のIさんを連れて、Iさんが卒業研究のテーマにしているナガレホトケドジョウの棲む谷川に行ってきた。

ナガレホトケドジョウは日本各地で極めて希少な種類になってしまった魚種で、鳥取県でも数か所しか生息地は知られていない。もちろん私はその谷川の環境のことをいつも心にとめている。

Iさんが谷川で一連の調査活動をしている間、私は周辺の草むらで動物を探していた。
実は、周囲に繁茂していたクズの枯葉の裏で休息している可能性があるコテングコウモリを探していたのだ。

残念ながらコテングコウモリは見つけられなかったが、この季節にはなかなかお目にかかれないシュレーゲルアオガエルと出会った。

いろいろアングルを考えたながら撮った一枚が上の写真である。

ところでこのカエルの写真を撮りながら、私は「これまではっきり意識したことがなかったがカエルの●●は▲▲なんだ。ヤギと同じだ」と思ったのだ。

さて●●、▲▲には何が入るだろうか。
下の写真を見ながら考えてみていただきたい。


答えは、「(目の)虹彩(目の中の黒く見える部分)が横長なんだ」だ。(他にも入り得るものはいろいろあるだろうが・・・)

外敵に狙われやすい動物は、視野を広くするため、光を取り入れる虹彩は横に長くなっているのだろう、と解釈されている。

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