突然だが、スズメバチの共食いを観察した私は、タイドプール(潮だまり)がたくさんできている岩場に下りていき、いろいろな”動物”と出会った。
上の写真は、”動物”というより、”動物だったもの”と言ったほうが正確だろう。
少なくとも1週間前は、明らかに、生きたカニの一部だったのだが、そのカニが幽体離脱みたいに、その殻を残してでいて行ってしまったのだ。
だから、”動物だったもの”なのだ。
下の写真も、結構、脱皮殻とは思えない”動物だったもの”だ。下のカニの種類はすぐ分かる。イワガニだ。
脱皮殻と言ってもこんなに見事なんだ。改めてそう思った私であった。