小林朋道公式ブログ:動物行動学者。野生生物と3日ふれあわないと体調が悪くなる。 主な著書は『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます! 』、『通勤電車の人間行動学』、『人間の自然認知特性とコモンズの悲劇』など
2016/09/22
在チェコ日本大使館から私にメールが?!
今日、在チェコ日本大使館から私にメールが来ていた。チェコ人の名前の方からだった。
Subjectは、「ニホンモモンガについて」であった。
何事かと思って読んだら(多少いびつな部分はあるものの立派な日本語だった)、次のような内容だった。
日本の自然と動物について、チェコの人たちに読んでもらうための本を作っている。その中で「日本に特有な動物」という項目でニホンモモンガ(チェコにはこんなかわいい動物はいない)について是非紹介したい。
ついては研究の記事などで先生(私のことだ)を知りメールした。モモンガの写真など使わせてもらえないか。
もちろん私は、これは一種の外交活動だと思い、チェコ国民と日本国民との懸け橋にならなくては、と「私にできることがあれば精一杯お手伝いしましょう」とメールを返した(明治時代か!)。
ニホンモモンガについては、以前シンガポールから、モモンガエコツアーに参加したいとの(それは真剣な思いだった)メールも届くなど、なかなか国際レベルで魅力を感じさせる動物なのだと喜んだ。もちろんニホンモモンガの生息地の保全(それが他の動物たちの保護にもつながる)の活動も続けていきたいと意を新たにしたのだ。
日本について紹介するための刊行物の情報は、http://www.cz.emb-japan.go.jp/jicc bulletin.htmlを参考にしてくださいとのことだった。
なんか、ちょっと私の日本語がいびつになってきたような気がする。
動物行動学者。野生生物と3日ふれあわないと体調が悪くなる。主な著書は『通勤電車の人間行動学』、『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます! 』、『人間の自然認知特性とコモンズの悲劇』、『ヒトの脳にはクセがある』など