今日、海の近くの、とある洞窟に(コウモリの調査で)行ったら、上の写真のような、奇妙な植物に出会った。
一緒に行ったUくんは、モヤシみたいだ・・・と言ったが、確かにちょっと大きめのモヤシのように見えた。
でも近づいてしっかり見たら、それは柿の種が発芽したものだった。
柿も、真っ暗闇で発芽すると、モヤシみたいな状態になることを生まれて初めて知った。
へーっ、そうなんだ!
ちなみにその柿の種は、ハクビシンというイエネコを一回りか二回り大きくしたくらいの雑食性の哺乳類が、洞窟の外で柿の実を食べ、洞窟の中で糞をして、地面に落とされたものだ。
なぜそう言い切れるのか、とあなたは問うかもしれない。
私は、洞窟の中で、そのハクビシンに何度か会っているのだ。彼らの糞のことも知っているのだ。
いずれにせよ、やはり自然は意外性に満ちている。