2016/06/07

私はレトルトカレーに嫌われている?


昨日、レトルトカレー3個が、車の座席の下から見つかった。もちろん未開封である。

先週の大学の、一泊二日の野外実習で、二日目の昼に谷川のほとりで温めて食べる予定だったものである。

学生の中には忘れてくるものもいるかもしれないと、とても優しい心の持ち主である私は、私の分と、あと二人分余分に買っていたのだ。

今回は(今回こそは!)絶対忘れないようにと、早々と買って、忘れないようによく目立つ助手席に置いていたのだ。

あれは2年前(芦津渓谷での実習二日目の昼は、ご飯とレトルトカレーと決めているのだ)、レトルトカレーを忘れた。学生たちが気の毒がって少しずつ分けてくれた。おかげで忘れなかった時よりカレーの量は多くなった。でも、もう決して忘れまい、と心に誓った。

1年前、ゼミの合宿での二日目の昼。「鍋に入れて温めるので出してください」との指示に、「もってきたぜ!」と元気に取り出したところ、それはレトルトカレーではなく、ルーだった。

どちらも紙の箱に入っていて紛らわしいのだ。
その時も、みんなから分けてもらった。

そして今年だ。
もう失敗は許されない。

でも失敗した。

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