鳥取環境大学25年度卒業生のみんなが残していってくれたヒメイチゴノキ、虫に食べられたり強風で枝が折れたりしながらも、我慢強く成長し、今日確認したら私の身長と同じくらいになっていた。
うれしいことに実をつけ、その実のそばの葉をミノムシに貸して、なかなか自然界にも貢献している。
「私が見守るから」と、このブログに書いてから、近くを通るときはいつも様子を見てきた。
卒業生のみんなもいろいろなことを経験して、進路変更したり、改めて道を模索したりしている人もいるだろうけど、経験した分は成長の糧になっていると信じよう。
私はここのところ、大きい失敗や小さい失敗、もう失敗の連続だ。
私がまだ若かったころ日本を代表する動物写真家だった(日本の動物写真家のパイオニアといってもいい)田中光常さんは、ある本で、「失敗、失敗、また失敗」と書かれていた。
当時の私は、よくこの言葉を思い出したものだ。
ヒメイチゴノキもそんなふうにしてゆっくりゆっくり大きくなってきたのだろうと思うのだ。
どうかみなさんも。