車で走っていて、信号で止まったら窓から赤と白のポールが見えた。
そのポールを見て、あることを思い出した。
よく山に行かれる同僚のK先生は、山で突然ツキノワグマに出会ったら、そのポール(先が尖っている)で応戦するという(測量のために常備しておられるのだろう)。
やはり山に、というか森によく行かれるN先生と私は、以前から、ツキノワグマと突然遭遇して襲われたら、「懐に飛び込んで抱きかかえ(前肢での一撃が届かないような態勢になっておいて)、鉈で一撃!」という戦法でお互いに納得してきた。
ところが、ここにきて、ポールで突いて応戦するという新たな戦法に出会ったわけだ。
正直に言うと、私は少なからず動揺した。
K戦法とNK戦法、実際にどちらが有効なのだろうか。それとも強力なツキノワグマの力の前では、どちらの戦法も木っ端みじんに砕け散るのだろうか。
あー、確かめてみたい。腕がなるゼ。