2016/06/25

興味深い野生動物


昨日、岡山県の倉敷に仕事で行ってきた。
私は駅に集まって(好きで集まっているのではないことはわかっている)いろいろな行動をしているたくさんのホモサピエンスを見るのが好きだ。
私は(大変恐縮ながら)ホモサピエンスの方々を、とても興味深い野生動物として観察する。

おりしも、仕事の一つで、ある高校でホモサピエンスを含む数種の動物の行動について話し、ドトー●でコーヒーを飲みながら動物の行動についての原稿を書き・・・・そんな後だから余計に、駅のホモサピエンスが野生動物に見えたのかもしれない。

なぜホモサピエンスという動物は、こんなコンクリートの構造物や電車という道具をつくり、列を作り・・・・、ちょっと他の動物には見られない、ホモサピエンス独自の生態をもつのか。
細かいところだが、女性は男性に比べ、荷物を体の前側で持つ傾向があることにお気づきだろうか。

自分で質問して自分で答えるのもなんだが、私はその答えとなる仮説の基本をすでにもっている。それは:

「自分の生存・繁殖を望む意欲と、高い階層性で次のような様式の外界把握をする脳内の情報処理特性をもつからである。①いつ、どこで、何が、とうなっている。②~だから・・・になっている。③もし~なら・・・だろう」

基本的には、これらがあれば、写真のような光景は生まれうる。野生動物として特に変わった光景ではない。
詳しくは拙著「ヒトの脳にはクセがある 動物行動学的人間論」を読んでいただきたい。

このブログを見た方は、そんなものいちいち読んだりはしませんよね。そもそもこのブログ、”ページビュー”、低いだだろうなー。

ちなみに、この写真を撮ったあと、地元新聞の号外を受け取った。
「英、EU離脱」だった。
この出来事も上の”ホモサピエンスの特性”で分析できるのか、説明できるのか?
もちろん。





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