ゼミ生のIさんは、「コウモリ3種におけるミクロ環境選択性」(仮)というタイトルがつけられるテーマの研究をしている。大きな飼育容器の中にレンガを配置し、それぞれのコウモリがどんな場所を選んで休息するかを調べているのだ。
それぞれ異なった場所を安定して選び、それがそれぞれのコウモリの自然条件下での生息習性と興味深い一致を示すのだ。
その内容はまだ公表できないが、いずれにしろ、それぞれのコウモリを飼育しなければならない。
上の写真は、なかなか自分では餌は食べないキクガシラコウモリに餌を与えている時の一場面だ。
口元を汚してご飯を食べる赤ん坊みたいではないか。
ちなみにIさんはキクガシラコウモリに餌をやるとき「可愛い」と言っている。
母性本能をくすぐるのだろうか。