2016/12/07

目がチャーミングなゲジとルームシェアリングをはじめた。床に置いた化石の棲み処をベースキャンプに暮らしている


先日、ゲジが研究室の中を力なく歩いていた。「水をやらねば!」そう思った私は、水を浸み込ませたティッシュペーパーをそのそばに置いてやった。

建物の中に入ってきた動物の死因は、ほぼ”乾燥”である。
案の定、ゲジは、ティッシュペーパーにかじりつき数十分も水を吸い続けた。



体を見ると、まず、その可愛い目が印象的で、次に、自慢の多足が、左側だけ、5,6本、取れていた。

なぜか、いつか山で拾って研究室に置いていた化石(石化した木の幹を含んだ岩)からアリが出てきて(化石の中にアリのコロニーがあったのだ)、数か月、ルームシェアリングした思い出が強烈に蘇ってきた。

ゲジに餌と棲み処を!・・・・ 心の声に導かれ、魚用のフレーク餌と、かつて、その中にアリのコロニーがあった化石を棲み処として研究室の床に置いた。
ゲジは気に入ったようで早速、化石の下に入ってじっとしていた。
さー、どんなルームシェア―物語が待っているのか。

あなたは虫嫌い? 人は部分的に変われる。部分的に変わって、未知の世界を知って成長する。・・・私が言っても説得力はないが。




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