昨日、午後の2時間が開いたので、衝動的に山に行くことにした。ちょっとの間、人間界を離れたかったことも理由の一つだ。ここのところ、ずっと自然界に行けなかったし。
ネットなど接続できない、いわゆる圏外の場所である。
目をその小さな世界に近づけたら、なんと、そこには、白い樹々の森があるではないか.
ちなみにその樹々は「地衣類」と呼ばれる、菌類と藻類の複合体だ。両者が共生しながら生きているのだ。
私は、私は、その白い樹々の森に、ちょっと恥ずかしいが、クリスマスを感じたのだった(若い、あるいは幼い人類でもあるまいに!)。
「先生は哲学者のようですね」と、たまに思われているに違いない私としては、クリスマスはちょっと軽すぎる。私は反省してその場を離れたのだった。