鳥取県智頭町の山に行く途中の道で、古いトンネルの横に新しいトンネルが掘られている。
新しいトンネルが作られているのを見ると、いつも思うのだ.古いトンネルをコウモリにあげて、と。
トンネルが短いとコウモリは使わないが、長いトンネルだと、キクガシラコウモリだとか、ユビナガコウモリガ、ねぐらとして使うのだ。そんな例を私はたくさん知っている。
山の中の、昔の坑道(金属を掘り出していた鉱山跡)を洞窟性のコウモリがしばしばねぐらにするが、それは時間とともに、特に入口が埋まってしまい、天然の洞窟も減ってきて・・・・、そういう状態なのだ。
新しいトンネルができたら、古いトンネルはもう使うのをやめ、気前よくコウモリにあげよう。それくらいしてあげないと、してあげないと、・・・・まー、してあげようではないか。