先日、生物学概論かなにかの(なんといい加減な・・・)授業をしていて、動物の絵を描いた。
そのとき改めて思ったのだが、上の写真の左側の 「● ●」に関して、●の中に白い点があるとき(上)、とないとき(下)では、あるときのほうが圧倒的に可愛いと感じる傾向が強いのだ。
私は、すぐさまメモに書き留めて、授業後、その理由として即座に思い付いた仮説を検討してみた。
そう、赤ん坊の顔の写真をググったのである。上の写真の右側が「無料画像」の中にあったものである。
生きている、特に若い(幼い)ヒトの皮膚はみずみずしく、その作用もあって、目も光を反射し、その中に白い点(!)が見えるのだ。
そういうことだ。
ちなみに、こういった簡単なアイデアから、「意識という得体のしれないものの正体はなにか」といった、結構、歴史的に大きな問題まで、私が冴えた頭で(ここで笑ってはいけない。とくにそこの小林ゼミの学生!)、鋭く迫った本がいくつかある。
その中から敢えてお勧めするとしたら・・・・、
「ヒトはなぜ拍手するのか ― 動物行動学から見た人間」、「ヒトの脳にはクセがある ― 動物行動学的人間論」(いずれも新潮社)などかな。
どう、読んでみたくはなりません?