カワイイ夜の訪問者
先日、私の自宅(と言っても借家ですが)に、2種類のカワイイ(異論がある方もおられるかもしれないが)動物が侵入した。というか、侵入していた。
お二方とも、玄関の奥の壁におられた。
まー、入ったということは、窓か玄関のドアが開いたときに入ったのだろうが、私は家の中でお二方にお会いするのは初めてだった。
お二方にお会いして私が最初に思ったこと、・・・・それは、「地球はさまざまな生物の惑星だ」である。
なにを大げさに、といわれるかもしれないが、家の中で出会うと、外で出会うのと違って、その存在感を強く感じるのだ。
よく考えると、私が、ヤモリが日中休んでいる石を持ち上げたり、カマキリが潜んでいる草を掻き分けて歩いたりするのは、お二人が私の家に入るようなものではないか。
そう考え、私はけっして失礼にならないように、もとの家にお帰りいただいたのだ(人間の家の中はお二人にとって危険だから)。