先日、鳥取県八頭郡の山に行ってきた。
目的は、環境教育やエコツアーの可能性についての、地域の方達との下見の下見である。
つまり3月の終わりに、地域の方達と、下見のためにその辺り一帯を歩くことになっているのだが、その下見の下見のために、地域おこし協力隊のOさんやSさん、学生のYmくん、Ynくん、Kくんと一緒に行ったのだ。
環境教育やエコツアーの内容についてはここではお話ししないが(長くなるのでまた別の機会に)、ともあれ、いろいろ収穫があった。
今回は、山で出合った動物達の中から、3種類の動物の痕跡をご紹介しよう。
もちろん、実物も文句なしによいのだが、痕跡もなかなか味わい深いのだ。
まず、左上の写真。
これは、葉を食べた昆虫の幼虫の痕跡だ。この幼虫は、葉を美味しく食べたに違いない。なぜって、笑顔(!)がそれを物語っている。
右上の写真はキツツキ(カカゲラだろうか)が、枯れ木の中の、昆虫の幼虫を捕るために掘った穴だ。
左上と右上の写真は、食物連鎖(葉 → 昆虫の幼虫 → キツツキ)を描いているといってもよいかもしれない。
下左右の写真は、岩の割れ目で、シカが長時間休息したことを物語っている(左の写真内の↓の先にはたくさんの糞が溜まっており、それを拡大したのが右の写真である)。
これだけの糞は、一回の排泄だけでは溜まらないだろうから、そこに長時間座ったままの状態で何回か排泄したことを示している。
最後に、これは痕跡ではなく、ケアキの巨木の下で、ポーズを取る、実物のYmくんとYnくんの写真だ。
ちょっと意識したのだろうか。なんか、スターのポスター並みのポーズだ。でも景色によく合っている。
登りがしんどい場所もあったが、楽しい下見だった。
オシマイ。
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