一週間ほど前のことである。
もう消えてなくなりそうな道をかすかな痕跡をたどって進み進み、草をかき分けかき分け、私は、ある生き物に会うために、山を登った。麓の集落のおじいさんに聞いた言葉を信じて、・・・だ。
途中、いろいろなものに出会った。科学で言えば、あるものは生物であり、あるものは無生物である。冒頭の滝には畏敬の念を覚えた。
そして、おじいさんは正しかった。
谷から右上に見上げた斜面に、おじいさんが子どものころ見たという生き物の住処にちがいない場所が現れたのだ。まだ雪が残っていた。
私は、導かれるように、その住処に近づいていき、ついにその入り口に立った。近くで鹿が鋭く鳴いた。
さて、このままの雰囲気で文章を続けたいのだが、ちょっと堅苦しくなってもいけないので、モードを変たいと思う。
さて、問題です。私は、目的の生き物に会えたでしょうか?
①住処の中でその生き物と出会えた!
②残念ながら住処の中にはその生き物はいなかった。
③住処に入ろうとしたら岩が崩れてきて入り口が塞がった。もう一歩で死ぬところだった。
④入り口に入ろうとしたらすでに入り口は岩で埋まっていた。諦めて帰った。
⑤入り口は岩でほぼ塞がっていたが、小さな穴が空いており、中から目的の動物の声が聞えてきた。声だけ聞いて満足して帰った。
⑥その他
答えは、また今度。
意外な結末に皆さんは耐えられるか!!!
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