動物を描くことは、動物の骨格と習性と気持ちを描くことだ。
けっしてうまくはないだろうけれど、私自身が描いた動物は私に語りかけてくる。
それから、動物を囲む風景は私の故郷の匂いを届けてくれる。
私は山村で育った。でもこの絵の中の海は(左の上に見えるのは海のつもりで描いている。納得いかない方もここは一つ納得していただきたい)、私の故郷の匂いがする。懐かしくて、有り難くて、もう戻れない過去の、あのころの故郷に、ホント、涙が出る気分だ。
そんな動物好きの性格と、故郷をもっている自分は幸せなのだろう。
でも、それだけで生きられない現実もある。
だからときどき、動物たちと故郷を思って絵をかくのだろうか。
オシマイ
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