2017/08/31

今「先生、●●!」(意味が分からない方にはごめんなさい)の本を書いている(毎日、20分・・・みたいな)。これを書きはじめてから書き終わるまでの約1年間、楽しいこともあるけど、結構、つらいこともあるんだよね。今日もへこむことがあった。それでも書く。それそれの巻にいっぱいの思いが詰めってるんだよね。





石の下に、砂を掘って隠れていたモモジロコウモリ。こんなコウモリの行動、世界中でも報告されていない。最初に発見したのは、佐野さんと秋田さん(2001)だ。私は偶然この行動の意味を発見し今、論文を書いている。


リズミカルな3匹のモモジロコウモリ。こういった発見の一瞬が心の輝きなのだ。


モモンガの森のシダ。二枚が重なって三枚目のシダ(影)をつくっている。こう発見の一瞬が心の輝きなのだ。


2017/08/29

3年生ゼミ生のMくんは、一つの部屋でヘビ(アオダイショウ)を放し飼いにして研究している。アオダイショウって結構よく脱皮するんだね。そこら中に脱皮殻があった。それはヘビが健康だというサインでもあるのだ。


「スナガニの巣穴をめぐる個体間関係」を調べている3年のゼミ生のTさん、夏休みもがんばっている。野外の再現もうまくいきはじめたね。実に興味深い。


2017/08/28

工事用の柵につくられたドロバチの巣。中では麻酔された餌を食べて成長する子どもたちがいる。子どもたちよ、早く穴開けて出てこないと、工事が終わって家も壊れたちゃうぞ!


おそらく誰かに踏まれたクワガタムシ。自動ドアの室内側でもがいていた。顎と腹部が損傷している。餌を与えて、大学の林のコナラにとまらせた。私にできるのはそれだけ。


困ったときの(困ってないけど)、ヤマネだのみ。君たち、動物学的には「単独性」(基本、一匹ずつ離れて生活)ということになってるよ。



大学キャンパス内で出合った光景: おっ、誰かがソーラーパネル実験を始めたか!と思ったら、単にエアコンのフィルターの水洗い後の乾燥に過ぎなかった。む~~無念。


いつかの木の枝のような蛾。最近、結構目につくんだよなーー。君ねー、くっつく場所を間違えるとすぐ見つかるよー。


2017/08/27

夕暮れの放牧場。じゃ行くね。また明日ね。・・・と私を気遣うかのように小屋へと帰るキナコ。OK、じゃ、明日!


大学に侵入した寄生性外来植物ネナシカズラは、強力な蔓で植物に巻き付きながらどんどん栄養を吸って広がっている。



マジか?! いや、私が並べただけ。


本の読者の方が送ってくださったハンカチ。飛翔するコウモリをあしらったハンカチはなかなかないだろう。これを使うのは夜だけにしておこう?



集落の上空を、クジラのような鳥がゆっくりと横切っていた。


ある新聞広告で(下の写真付きで)「・・・思い出せないことが多くなった。・・改善には●●●を」。私の動物行動学的説=「目線、頭部の向きがずれている時は外部の対象を見ているのではない。脳内の対象(記憶)を探しているのだ」。そして思い出している時のストレスを緩和するために体の一部に触れるのだ。


キノコ・シリーズ: あのなー、どう見てもパンだろ!


まじまじと見ると、まじまじと見返されるような・・・。イヤ、見事だ。何が?進化が。


2017/08/24

自宅の窓の有蹄類: これまで何度か登場してもらったけど、好きなんだよな。朝の光を受けて立つ姿の中に、動物のイデアが緩やかに輝いている・・・みたいな。


はい、ヤモちゃん、伏せ!


2017/08/21

ドロバチが麻痺させた餌に植え付けた卵は羽化して、やがて中から下の写真のような穴をあけて出てくる。固い土壁によくもこんな穴を開けられるものだ。


「あっ、アズキ、出ちゃダメでしょ」と声をかけたら、本人(本山羊)も後ろめたさがあったのか、中へ入っていった。こりゃまた出るな。間違いない。


2017/08/19

なんと凛々しい瞳!Tくんたちのイベント「砂丘のカエル」展があったので久しぶりに、まちなかキャンパス里山生物園に行ってきた。ヒキガエルのポンタ(それはカメの名か?)が元気そうにしていた。


2017/08/18

超巨大ダンゴムシをつくったKくんが、今話題のニホンカワウソの骨格(手前)とオオミズナギドリの骨格もつくっていた。ダンゴムシと合わせて私にくれた。あと、アオバズクとシロフクロウも。


フィギュアーづくりの第一線で活躍している卒業生のKくんが商品として制作した超巨大ダンゴムシ。これは馬鹿売れるに違いない。その道の(?)人たちに。


2017/08/17

河川敷で見つけた驚きのキノコ。手のひらよりずっとデカイ!



以前は森の巣箱から飛び出るヤマネをこんなふうにキャッチできた。野生動物に負けない運動神経があった。今?今はもう無理。でも別な能力が・・・。


ツクバネという珍しい植物をご存じだろうか?羽付きのハネのような実をつけるのでそう呼ばれている。盆で帰省した時、90歳を超える父が自慢げに見せてくれた。今年もできたよ、と。寄生植物の面も持ち、栽培は難しい。



盆で帰省した時にみた家の庭からの風景。中学生の時まで私は毎日あの山を見て育ったのだ。




ザ、ドジョウ!・・・とカワニナ


池の中の森。それは全く存在しないのか?しかし全く存在しないのならまったく何も見えないだろう。「存在と非存在の中間」という存在があるのかも。


孤高の鳥。・・・・ちょっと修正できた?


2017/08/16

暑さのせいか、ちょっと方向性が違ってきたような・・・。

腕立て伏せーー!・・・みたいな恰好するのはやめなさい。


絶対、渡さん!全ー部、俺のもの!・・・みたいな恰好するのはやめなさい。




幼アオダイショウの変顔。


何度も乗っていると「あの車、ウィンカー出してるから左折するんだなー」と思うようになるのかね。



ヒトの指よりもずっと小さいが、・・・・ほんとに小さいね。がんばれ。


動物が好きな人が書いた動物のスケッチは、「あーこの人、動物が好きなんだなー」と感じる何かがあると思うのだが。



今、「ユビナガコウモリによるフクロウの鳴き声の識別」の論文を書いている。ニホンモモンガによるフクロウへの逃避行動についてはすでに掲載されている。コウモリとモモンガ・・・夜の樹上で活動する以上、フクロウに狙われるのは覚悟の上だ。


2017/08/15

モモンガ・マグカップの新作。モデルは左のモモンガ。磁器へ彫り込みは結構難しい。でも見返りは充分!さらにこういう作業はモモンガの自然科学的な新発見をもたらすこともあるのだ。


知ってました。私が日本エアープランツ協会の会長であることを?中米で現地の野生アエープランツも見てきました。ちなみに現在の会員は私を入れて4名です。


2017/08/14

急に雨が降ってきた森の中で出合ったカナヘビ。彼も雨を受けてそれでもじっとしていたに違いない。頭やしっぽに大きな水滴が!




2017/08/12

大事をとって静かーーーにしていたが、そろそろ大丈夫だろう。出産して母になったコテングコウモリを紹介しよう。なかなか見られませんよ。右の、もう親ほどの大きさになったのが子どもだ。まだ乳で子育て中の母親は大変だ。


ちょっとした事情で昨日からスナガニを飼うことになった。今日、水をいれた容器を置いてやると、かなり水を欲していたのだろう、跳び込んで、ほんと「いい湯だねっ!」みたいになった。目がなんとも・・・。



コウモリは、なぜこんなに魅力的なのに、世界や日本では評判が良くないのか。私は考えに考えた。そして次のような思いに行きついた。「私の宣伝が足りないのだ」。努力あるのみだ。・・か?




私はたいてい、ズボンのポケットの中に貝を入れている。取り出して見つめると、森、川、海に生きる生物の香りが感じられて少し元気づけられるからだ。


私が書いた一連の本が国立科学博物館の本棚に置かれている、とTくんが教えてくれた。国立科学博物館がやっと私に追いついてきた、ということか。



2017/08/11

その作品のすごさの一端をする方法の一つは自分も作ってみることだ。左はもちろんピカソ、右は私。AIの発達は生物のすごさを改めて知らしめている。


2017/08/10

珍しく、大学のドアにやってきた●●ガエル。心動かす何かがあるね。


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