小林朋道公式ブログ:動物行動学者。野生生物と3日ふれあわないと体調が悪くなる。 主な著書は『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます! 』、『通勤電車の人間行動学』、『人間の自然認知特性とコモンズの悲劇』など
2017/10/29
スナガニはこんなふうにして、穴から砂を運び出して巣穴を伸ばしていく(私が飼っていたスナオがまさに砂をハサミに抱えて運び出している瞬間)
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カニ
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2017/10/25
これ忘れてた。痛ててててててっ!
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カニ
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カニと巣穴と素敵な模様の貝と。いいショットでしたよ!
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海へ、Nさんが卒業研究で調べているスナガニの採集に行ってきた。今日一番の凛々しいカニかな。うーーん、凛々しい!
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2017/10/16
TさんとNさんの卒研ようにスナガニを取りに行った。季節のせいか巣穴が深く、スコップでの掘り出しが大変だった。やっと一匹。カニも私も砂だらけ。
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2017/09/15
アジの頭と尻尾をもって引っ張り合いをしているイワガニ。そりゃあ彼らだって生活がかかってるから。
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2017/08/12
ちょっとした事情で昨日からスナガニを飼うことになった。今日、水をいれた容器を置いてやると、かなり水を欲していたのだろう、跳び込んで、ほんと「いい湯だねっ!」みたいになった。目がなんとも・・・。
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2017/06/27
カモフラージュのため、自分で甲羅に海藻を植え付けているのだ!でも・・・そりゃあ、モヒカンガニと言われても仕方ないと思うよ。やっぱし。
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2017/06/24
マイクロチップを背負ったスナガニ(目の後ろの短い棒のようなもの)。ゼミ生のTさんが砂地に穴を掘って潜むスナガニの場所を知るために付けている。その顔が「こんなもんつけやがって」と言っているような・・・・
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2017/06/21
海辺に打ち上げられていた大きなモクズガニの乾燥遺体(生きているように見えるけど・・・)。今、研究室の机の上にいて、一日4回は目を合わせる。
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2017/02/17
春一番吹く・・・春になって楽しみなこと その3: 鳥取港の砂浜で巣穴を掘って怒ったスナガ二と会える。鋏で挟まれると、これがまた痛い!嘘だと思うのならヤッテミー
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2016/09/27
ほんとに君は脱皮の抜け殻?!
突然だが、スズメバチの共食いを観察した私は、タイドプール(潮だまり)がたくさんできている岩場に下りていき、いろいろな”動物”と出会った。
上の写真は、”動物”というより、”動物だったもの”と言ったほうが正確だろう。
少なくとも1週間前は、明らかに、生きたカニの一部だったのだが、そのカニが幽体離脱みたいに、その殻を残してでいて行ってしまったのだ。
だから、”動物だったもの”なのだ。
下の写真も、結構、脱皮殻とは思えない”動物だったもの”だ。下のカニの種類はすぐ分かる。イワガニだ。
脱皮殻と言ってもこんなに見事なんだ。改めてそう思った私であった。
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2016/08/21
車の行き交う夜の道路で、横断歩道を渡るカニがいた!
あなたは、車の行き交う夜の道路で、横断歩道を渡るカニに出会ったことがあるだろうか。
私は、もちろん、ある。
今日である。生まれてはじめての体験である。
大学から帰る途中、国道9号線(!)に出る交差点で、赤信号で止まっていたら、目前の横断歩道を、小さな生き物らしきものが横断しているではないか。
私はそれがすぐ、カニだ、と分かった。私くらいの研究者になるとわかるのだ。下の写真の中央ちょっと下の白線の上の黒い点だ(その”黒い点”を拡大したのが下のその下の写真だ。明らかにカニだ)。私は写真を撮って、すぐさま助手席の後ろに置いている昆虫採集用の網をもって車から飛び出した。
もちろんいくら横断歩道とはいえ、ヒトの運転手が「カニが歩行中だな」と言って車の止めてくれることはまずない。
カニを助けなくては!
私はなんでこんなところにスナガニがいるのか、にわかには信じられなかった。
スナガニについてご存知の方は、私の気持ちがお分かりになるだろう。
でもとにかくスナガニだ。どうする。
そのとき私の頭に浮かんだのは、その場所の近くが、私がフィールドにしている海岸だ、ということだ。鳥取港の近くだ。そしてその砂浜にはスナガニがたくさん暮らしている。
ちょうどいい。久しぶりに夜の砂浜に行ってみるか。
最近、体調が最悪でもありちょっときついかなーと思ったが、逆になんだか行ってみたくもなった。
体調の悪い時の苦しさを乗り切る何かがひょっとするとあるかもしれない。スナガニも行きたそうな顔をしていた。
そして下の写真が、その砂浜だ。
”何か”はなにもなかった。遠くに光るイカ釣り船の灯りと、埠頭の赤く点滅する明かりとが打ち寄せる波の向こうにあった。
スナガニは砂浜を勢いよく駆けていった。
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2015/05/11
何でこんなところに!?廃坑の奥深い暗闇の中にいた両生類と甲殻類
先日、鳥取県の、とある山の麓にある廃坑に、学生達や地元の方達と一緒に入った。
目的はコウモリだったが(その廃坑には、洞窟性コウモリが四種も同時に棲んでいたのだ)、今回はコウモリの話ではない。
その廃坑の奥深い場所の壁面や池で見つかった両生類や甲殻類の話である。
幅50cm程度の、人一人が入れるくらいの入り口を入ると、内側は緩やかに下方に落ち込み、そこには水が溜まっている。
水の中を進むと水深は徐々に増し、腰の下くらいまで深くなる。
そこから徐々に水は浅くなり10mほど進むと水はほとんどなくなる。
それから進むこと約60m、高さ1.6mほどの天井に、突然、上に向けて直径2mほどの穴が、少なくとも10mほどの高さまでのびている。
いわゆる縦穴であり、ここから中で掘った岩石を吊り上げていたのではないかと推察される。
さて、今回ご紹介する“両生類”と“甲殻類”はどこにいたのか。
まず“両生類”とは、カジカガエルのことである。
坑内の横壁に人工的に開けられた、直径2cm程度の小さな穴に、どういうわけか、カジカガエルが、穴にちょうどスッポリ納まるように入っていた。
入り口から30mほど奥の、もちろん真っ暗な闇の中である。
夏には谷川で涼にうってつけの澄んだ求愛音声を聞かせてくれるカジカガエルが、それまでの期間を、こんなところで過ごしているとは(もちろんすべての個体がそうではないだろう。冒険心にあふれた個体が、坑道を奥へ奥へとは進んでいったのだろう)!
そして、もう一つ、私がこれまでの洞窟探索ではじめて発見した動物が、“サワガニ”である。
先ほど「縦穴が上空へとのびている」と言ったその場所からさらに奥へと進むと、道は二手に分かれ、その右手の坑道の地面を照らしたとき、何か動くものが私の目に飛び込んできた。
そこには深さ10cm程度の水が溜まっており、その中に、いたのがサワガニである。
外界と隔絶された、こんな洞窟の奥の奥の水場に、何でサワガニがいるのだろうか。
これもまた謎である。
大体、カジカガエルにしても、サワガニにしても、いったい何を餌にしているのだろうか。
彼らの命の糧になる他の小動物もいるということだろうか。外の餌を食べるコウモリの糞の中の未消化物を底辺にして、それらに支えられる食物連鎖が成立しているのだろうか。
詳しく探せば、もっともっとたくさんの小動物が見つかるのだろか。
おそらくそうだろう。新種も含めて、さまざまな動物が生きているのだろう。
ただし、一つだけ、カジカガエルとサワガニに言っておきたいことがある。
それは、「闇の世界は、まだ、君たち本来の場所ではない」ということだ。なぜなら、君たちには、まだ、立派な“眼”がついているではないか。眼は情報源として、光を利用するための器官だ。つまり、眼は不必要な、正確に言えば、邪魔な器官なのだ。
君たちが、洞窟の中で、何世代も何世代も生存と繁殖を続けていき、闇の中では邪魔になる眼を遺伝的に失ったとき、本当のドウクツカジカガエル、ドウクツサワガニが誕生するのだ。
それが、洞窟内の環境に適応した進化なのだ。
動物行動学者。野生生物と3日ふれあわないと体調が悪くなる。主な著書は『通勤電車の人間行動学』、『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます! 』、『人間の自然認知特性とコモンズの悲劇』、『ヒトの脳にはクセがある』など
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