小林朋道公式ブログ:動物行動学者。野生生物と3日ふれあわないと体調が悪くなる。 主な著書は『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます! 』、『通勤電車の人間行動学』、『人間の自然認知特性とコモンズの悲劇』など
2017/03/15
一匹の母親から生まれた、なんか・・・対照的なチビすけ達。ちなみにどちらも男の子です。
ラベル:
フェレット
動物行動学者。野生生物と3日ふれあわないと体調が悪くなる。主な著書は『通勤電車の人間行動学』、『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます! 』、『人間の自然認知特性とコモンズの悲劇』、『ヒトの脳にはクセがある』など
2015/05/29
“別荘”巣の手入れに奮闘するフェレット(動画)
3月20日にご紹介したフェレット(名前はミルク)の巣作りの話「巣作りに目覚めたフェレットのミルク」の続編とでも言えばよいのだろうか。
この巣は、言うなれば、“別荘”巣だ。
なにせ、本来の巣は、飼育ケージの中にあり、今話題にしている巣は、ときどきケージから出してやったときに、自発的につくり始めたものだからである。つまり、ケージの外に出たときにだけ使う巣である。
私は、ミルクの巣作りや、その手入れの様子を見て、「あー、野生のフェレット(ヨーロッパケナガイタチ)は、こんなふうにして、巣穴の中に巣をつくるのだ」と、大変勉強になっている。
ミルクは、自分でつくった“別荘”巣がたいそう気に入っているようで、最近はケージから出されると、すぐにそこへ行って、中に入り、その手入れをする。
散らかった周辺の巣材を真ん中に戻し、突出した巣材を折り込んで丸くし、・・・・手入れに余念がない。
まー、その様子を動画で見てやってください。
あー、私も、ミルクの爪でも煎じて飲んで、自分の巣(部屋)掃除をしなければ。
やっぱ、無理かな・・・・。
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2015/03/20
巣作りに目覚めたフェレットのミルク
私は、大学の飼育室で、フェレット(ヨーロッパケナガイタチ)を飼っている。名前はミルクという。
ときどき実験に協力してもらっている。モモンガやコウモリ(正確に言うとコウモリの体毛に棲んでいる小さなハエ)を対象にした実験である。
その実験についての話はまた別の機会にするとして、今日は、最近、ミルクに起こった変化についてお話する。
ミルクは、いつもは、お気に入りの寝床付きのケージで過ごしているのだが、一日に一回、ケージの掃除と餌やりのため、ケージから出される。
すると、最近、今までにはなかった行動をはじめたのだ。
どうも、巣づくりに目覚めたようなのだ。
ケージから外に出ると、部屋の床に落ちているナイロン袋や新聞紙など、巣材になりそうなものをくわえ、せっせと部屋の隅の水槽の中へ運んでいるようだ。
今日は、私がたまたまもってきたハッポウスチロールの断片を見つけ、「あーっ、いいものがあったわ」(ミルクは雌である)とばかりに、くわえて運んでいった。
水槽の中で、運び込んだものに囲まれて満足そうに、しばし休息した後、また巣材を探して部屋を歩きまわっていた。
ミルクはもう10歳近くになる高齢だ。それがなぜ今頃、これまでには全くやったことがない巣材運びを熱心にやりはじめたのか。私にはわからない。
でも建設的な方向で、張りのある生活ができて結構なことだと思う。
私の服を巣材にしようとするのはやめてほしいと思うが。
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