小林朋道公式ブログ:動物行動学者。野生生物と3日ふれあわないと体調が悪くなる。 主な著書は『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます! 』、『通勤電車の人間行動学』、『人間の自然認知特性とコモンズの悲劇』など
2017/11/11
威厳を示したいホモサピエンスの服装に関して、世界中で共通していること。それはことさらに肩の盛り上がりを強調すること。生身でも威嚇の姿勢では肩は持ち上げられる。
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ホモサピエンス
動物行動学者。野生生物と3日ふれあわないと体調が悪くなる。主な著書は『通勤電車の人間行動学』、『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます! 』、『人間の自然認知特性とコモンズの悲劇』、『ヒトの脳にはクセがある』など
2017/06/17
大学近くの風景。雲の切れ間から、墓の上へと光が差し降りている。因果関係を構築したがる脳を有する動物サピエンスが、”大いなる力”の存在によって説明しようとするのも無理はない気もする。
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動物行動学者。野生生物と3日ふれあわないと体調が悪くなる。主な著書は『通勤電車の人間行動学』、『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます! 』、『人間の自然認知特性とコモンズの悲劇』、『ヒトの脳にはクセがある』など
サピエンスという動物の特徴のなかには「意味づけをすること」、「空間配置の記憶のためのランドマークに注目すること」、「休息場所として物陰を好むこと」がある。
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2016/07/05
虫を取る幼少ホモサピエンスをサポートする学生たち
今日は大学の近くある小学校の2年生たちが「虫を取ってすみかをつくる」という授業の一環としてやってきた。
迎えうつは、大学の生物好きの学生たちだ。
幼少ホモサピエンスの行動を見ていて私はいつも思うのだ。
小学校までの子どもたちの”生き物好き”は、まさに、このころまでにこそ必要な、将来の生存・繁殖を有利にする脳の生得的欲求だと。
それは、幼児が、言語の発達につながるように周囲の”言葉”に強い関心を示したり、あるいは、親子の精神的なつながりを求め、親とかかわろうとするのと同様な、将来の生存・繁殖を有利にする脳の生得的欲求だと思うのだ。
そしてこれらの欲求や知識の蓄積を中心的に司る脳内の領域もおおよそわかっている。(言語に関する領域はブローカー野やウェルニッケ野であるが)生き物への関心や知識を担う領域は大脳側頭葉の上側頭溝と側部紡錘状回である。
もしわれわれ大人ホモサピエンスが、幼少ホモサピエンスにこういった体験を十分与えなかったとしたら、それは、(例えば”言語”のように)本来活性化されるはずの、ホモサピエンスとしての大きな要素が閉じられたままで育ち生きていくことを意味している。
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