小林朋道公式ブログ:動物行動学者。野生生物と3日ふれあわないと体調が悪くなる。 主な著書は『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます! 』、『通勤電車の人間行動学』、『人間の自然認知特性とコモンズの悲劇』など
2017/04/28
知ってました?シリーズその4:日本のヤモリはまず例外なく卵は同時に2つ(互いにくっつけて)産む。産卵前のヤモリのお腹をみると、確かに2つ見える。
ラベル:
ヤモリ
動物行動学者。野生生物と3日ふれあわないと体調が悪くなる。主な著書は『通勤電車の人間行動学』、『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます! 』、『人間の自然認知特性とコモンズの悲劇』、『ヒトの脳にはクセがある』など
2015/09/30
カワイイ夜の訪問者
先日、私の自宅(と言っても借家ですが)に、2種類のカワイイ(異論がある方もおられるかもしれないが)動物が侵入した。というか、侵入していた。
お二方とも、玄関の奥の壁におられた。
まー、入ったということは、窓か玄関のドアが開いたときに入ったのだろうが、私は家の中でお二方にお会いするのは初めてだった。
お二方にお会いして私が最初に思ったこと、・・・・それは、「地球はさまざまな生物の惑星だ」である。
なにを大げさに、といわれるかもしれないが、家の中で出会うと、外で出会うのと違って、その存在感を強く感じるのだ。
よく考えると、私が、ヤモリが日中休んでいる石を持ち上げたり、カマキリが潜んでいる草を掻き分けて歩いたりするのは、お二人が私の家に入るようなものではないか。
そう考え、私はけっして失礼にならないように、もとの家にお帰りいただいたのだ(人間の家の中はお二人にとって危険だから)。
動物行動学者。野生生物と3日ふれあわないと体調が悪くなる。主な著書は『通勤電車の人間行動学』、『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます! 』、『人間の自然認知特性とコモンズの悲劇』、『ヒトの脳にはクセがある』など
2015/09/01
ヤモリを見つけることができますか? 夏の終わりに
たとえば、道を歩いていたとしよう。上の写真は、鳥取環境大学の一画である。
ちょうどこれくらいの視野の中で皆さんは、ヤモリに気づかれるだろうか。
私は気づく。
おそらく、私の脳の中にはこれまで見てきた莫大な動物の映像が記憶されており、視野の中にそれらのどれかとマッチするパターンがあると反応し、私の意識生成領域に信号を送ってくるのであろう。
つまり、ヤモリの検出は、無意識の領域でなかば自動的に起こっており、そのあとで、意識がヤモリらしきものを感じるのだろう。
ちなみに、意識領域にヤモリの信号が送られてきたとき、あるいは、無意識の領域で、ヤモリらしきものが捉えられた時、私の心は、軽くビクン!と震える(でもそれがなぜなのかは、その後、情報が意識生成領域に届くまでわからない)。
その道に通じたヒトは、そのようにして、そうでないヒトが見る世界とは異なった世界を見るのだ。
もちろん、“その道”は、この例のように生物とか、雲とかいった“物”でない場合もある。音であったり、理論であったり、気持ちであったり、意見であったり・・・・・。
生きることに悩んできたヒトの脳の中には、たくさんの生きる上での問題やその乗り越え方が溜められていて、だから、悩んでいるヒトに気がつくことができ、心に響く言葉を発することができるのではないだろうか。
それは、上の視野の中でヤモリに気づくことよりずっとずっと大切なことだろう。でも、ヤモリに気がつく感覚の鋭敏さは、他のものに気がつく鋭敏さにもつながると思うのである。
あるいは、なぜこんな離れたところからヤモリに気がついたのだろう、と思索する中で、心も含めたヒトについての理解を深めていくのだと思う。
詩人になったような気分で、夏が終わろうとしているキャンパスの一画にたたずむ私でした。オシマイ
矢印の先にヤモリがいる(左).近づいてみたら・・・・(右)
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2015/04/07
廊下の水面をボートのように進む子どものヤモリ(動画)
先日、新聞を見ると、高校野球で、敦賀気比(福井)の松本選手が、東海大四(北海道)との対戦で、なんと2打席連続の満塁HRを放ったという。スゴイネ!
一方、私は、昨日、朝出勤時に、カナヘビの子どもに出会って親交を深めたあと、今度は大学で、ヤモリの子どもに出会い、救出し、親交を深めた。姿、形がよく似た爬虫類の子どもとの連続の触れ合いである。スゴクネ?
こちらのヤモリのほうも、昨年生まれたまだ1歳未満の子どもである。
私がブログをはじめたのを知って、ネタをあげるよとばかりに、廊下の床にへばりつくように伏せていた。私が見つけて(私以外の人だったらまず見落としているだろう。なにせ、黒っぽくて小さくて、・・・単なるゴミにしか見えないだろう)近づいていくと、4本のオールを漕いで進むボートのように、一生懸命、滑る床の表面を逃げていった(動画を是非見ていただきたい。私の表現に納得していただけると思う)。
しばらく、子ヤモリのボート漕ぎを見ていて、床の水面からすくい上げ、大学の外の壁に放してやった。
この時期の子ヤモリがどんなふうにして暮らしているかを私は知っているのだ。その上で、一番いい場所に放してやったのだ
あーそうだ。子ヤモリに魔法をかけるのを忘れていた。今、思い出した。
動物行動学者。野生生物と3日ふれあわないと体調が悪くなる。主な著書は『通勤電車の人間行動学』、『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます! 』、『人間の自然認知特性とコモンズの悲劇』、『ヒトの脳にはクセがある』など
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