小林朋道公式ブログ:動物行動学者。野生生物と3日ふれあわないと体調が悪くなる。 主な著書は『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます! 』、『通勤電車の人間行動学』、『人間の自然認知特性とコモンズの悲劇』など
2017/04/28
知ってましたシリーズ その5:カスミサンショウウオの雄は、繁殖期に水中に入ると、尾が拡大する(尾の写真、右が入る前、左が入って約1週間後))
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カスミサンショウウオ
動物行動学者。野生生物と3日ふれあわないと体調が悪くなる。主な著書は『通勤電車の人間行動学』、『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます! 』、『人間の自然認知特性とコモンズの悲劇』、『ヒトの脳にはクセがある』など
2017/03/20
カスミサンショウウオの雄 貫禄あるねー。思わず、「ご苦労様です」と挨拶してしまいますね。私は。
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カスミサンショウウオ
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2017/02/07
今年も大学林の人工池にやって来ましたよ.カスミサンショウオの雄が2匹も.一匹はおそらく3年目の「はじめての池デビュー」個体だろう.まだ寒いのにこれからひたすらじっと雌を待つ.宇宙人から見たら、ヒトもこんなふうな「ひたすら」何かを求め続ける動物に見えるのかもしれない?お金、地位?科学?幸せ?
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2016/04/16
サクラ散って、そして桃色カスミサンショウウオ
大学の裏山の林の中のカスミサンショウウオ・ビオトープに、散ったサクラの花びらが浮いている。2月の終わりから雌を待って水中に潜んでいる雄はまだビオトープを離れない。すでに、2匹の雌が産卵してくれたのだが、まだ新しい雌を待っているらしい。
網で底をすくってみたら、サクラの花びらをまとった雄が入っていた。
だから、「サクラ散って、そして桃色カスミサンショウウオ」なのだ。
そろそろ雄は水場を離れるだろう。林の落ち葉の下で来年の冬の終わりまで過ごすのだ。でも今は、水中の感触が名残惜しいのだろうか。サクラの花びらに後ろ髪を引かれるのだろうか。
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2016/03/28
カスミサンショウウオの雄、ついに姿現す!
先日お見せした、Tくんがつくったビオトープに今年も現れたカスミサンショウウオの幼生も、かなり成長した。ときどき体が動くくらいにまでなった。
彼らを守ってきた外側の袋もだんだんと緩みがちになり、やがて穴が開いて、幼生たちがその穴から泳ぎ出していくのだ。
さて、今日は、先日お約束した、卵塊の中の幼生たちを守り、新たな雌の訪問を、水の底でじっと待っているサンショウウオの雄をお見せしよう。
カスミサンショウウオの雄、ついに姿現す!・・・・・このタイトルはちょっとオーバーだが、でも、これまで生きてきた年輪を感じさせるオーラが体中に漂う結構、迫力のある姿なのだ。
ちょっと可愛かったりして。
いや、そんなことを言ったら怒られますよ。
でも、やっぱり、ちょっと可愛い。
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2016/03/22
今年もカスミサンショウウオがTくんの池で産卵した
上の写真は、2008年に大学を卒業したゼミ生のTくんが、卒業研究でつくったビオトープに産み付けられたカスミサンショウウオの卵塊だ。
中の胚は、幼生の姿に近づいている。もう少しすると神経同士がつながってきて、ぴくぴく動き出す。
Tくんのビオトープづくりは本当に大変な作業だった。大学の敷地内の林に長径8mくらいの水場を独力で堀りあげ、周囲を整え、最後に、近くの水場から希少動物を採集して放したのだ。
その中の一つがカスミサンショウウオの卵だったというわけだ。
その後、卵は孵化し、幼生になり変態して幼体になった。幼体になったら陸上に上がり林床での生活がはじまる(幼生は3年程度は全く水場には入らず、3年後の晩春、成長した姿になって水場で繁殖活動を行うことが知られている)。
そしてだ。ここからが圧巻なのだ。
Tくんが放した卵たちは、きっちり3年後に、成熟してTくんのビオトープに戻ってきたのだ!素晴らしい。場所を覚えていたのだ。
このように繁殖地を増やしておけば、その地域から希少動物が絶滅する可能性は減少することになる。
下の写真が、Tくんがつくって、今ではその土地の一部としてなじんでいるビオトープだ。いろいろな生き物がこのビオトープを利用している。今、カスミサンショウウオの卵塊が増えつつあるビオトープの中の底には、新たな雌がやってくるのを待ちながら、また子どもたちを保護しながら、じっと潜んでいるに違いない。
えっ? そのカスミサンショウウオの雄の成体の姿が見たい?
それは近々、お見せしましょう。迫力あるよ。
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