2015/08/04

もう一回、スナフキンのマグカップ



 先日、スナフキンのマグカップを買ったことをお話した(その話、読んでおられない方は読んでクラハイ)。


 マグカップを見ていたらスケッチがしたくなって、背景のいろんなものを含めて書いてみた。ほんとに何も考えないで自由に数分で描いた。上の絵だ。

 私は自分が描く絵が好きなのだけれど、絵を見ていると自分がどんな感じのホモサピエンスなのか、多少、分かってくる。それは成長とともに変化する。

 昔のホモサピエンスが壁画などの絵を描くのはいろんな意味があっただろう。その意味の一つは、記憶の中にある自分が好むイメージを、はっきりと外界の一角に現して、容易に見つめる快さを味わいたかった、ということではないだろうか。そして、そのイメージを、他のホモサピエンスにも見せたかったのではないだろうか。

 動物行動学の分野では、絵画も含めた芸術の機能として、「あるメッセージを他個体に、印象深く伝えること(make it special)」とか「自分の技術を異性に示して自分の価値、魅力をアピールすること」、「外界を分類、整理して脳内に記憶しやすくする」、「対象を、それまでにはなかった見方で示すことによって対象の操作に新しい(生存繁殖上の)有利さをもたらすこと」などがあげられている。

ちなみに3つ目の仮説は私の仮説である。それは、印象派からキュビズム、現代美術におけるさまざまな表現法の革新を見ていれば納得していただけるのではないだろうか。


 まー今はそんなことはどうでもいい。楽しかった。

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